まず注目すべき点は、Document Object Model (DOM) 標準のサポートだ。DOM は、プラットフォームにも言語にも依存しない標準仕様で、Web 開発者がプログラムやスクリプトを使ってダイナミックコンテンツや Web アプリケーションを記述できるようにするもの。
ダイナミックコンテンツに対応していないブラウザが存在するという状況は、あらゆるブラウザで閲覧可能な Web サイトを構築しようとする開発者にとって頭痛の種だ。最善ではないが、『IE』や『Netscape』といったブラウザのみを対象にし、標準に準拠しないコードも使ってサイトを構築することになることだろう。
だが、Opera 7 が DOM をサポートすることで、Web 開発者は、Opera ブラウザのユーザーがダイナミックコンテンツを表示できると分かった上でページを作成できるようになる。
DOM のサポートとも関連するが、Opera Software は『Cascading Style Sheets (CSS) 2.1』を Opera ブラウザの最新版に組み込む計画だ。CSS 2.1 仕様のワーキングドラフト版が数週前に World Wide Web Consortium (W3C) で公開されたばかりだが、Opera の開発者たちはかなり前からこれに取り組んできている。
Opera 7 にはこの他、グラフィカル インターフェース機能の改善に加えて、改良版の Eメールクライアントも搭載される。Eメールクライアントは、IMAP などの最新の標準仕様をサポートし、Opera ブラウザが稼動するすべての OS で動作するようになる予定だ。