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「9月11日ワーム」が登場昨年9月11日のテロ攻撃を題材にした新しい Eメールワームが現れ、不安が高まっていたが、フィンランドのネットセキュリティ会社 F-Secure が11日に発表した報告によって不安は和らいだ。報告によれば、問題のワームは技術的欠陥が多すぎて大きな損害を与えるには至らないという。
F-Secure のウイルス対策研究マネージャー、Mikko Hypponen 氏はこう述べている。「これは、ウイルス作者として名を挙げたい人間が、9月11日の記念日に乗じてやったお粗末な企てと思われる。だが、このワームは定期的にクラッシュするようなので、あまり猛威をふるうことはないだろう」 Microsoft Windows ユーザーを狙ったこのワームは『Chet』と呼ばれ、9月10日に発見された。「11september.exe」という名の添付ファイルで届き、このファイルが実行されると、ワームは Windows のアドレス帳に載っている全アドレスに Eメールの送信を試みる。また、感染したパソコンにモデムが接続されていれば、決まった電話番号に電話をかけようとする。Eメールはつねに送信者が「mail@world.com」、件名が「All people!!」となっている。 Eメールには、添付ファイル「11september.exe」の内容が米国政府とアルカイダの共謀を証明するものだとあり、一方でこのファイルはウイルスではないと何度も強調している。 F-Secure によると、Chet には重大なバグが含まれているため、大半のシステムで機能することができず、現時点では深刻な脅威になるとは考えられないという。実際、ワームはかなり早い段階でクラッシュするため、決まった番号に電話をかける試みが実行されることはない。 ワームのコードを調べたところ、ワームがロシアで作成されたことを多くのことが示唆していると F-Secure は述べている。 関連テーマ
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