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Windows の PPTP サービスにバッファオーバーフロー脆弱性ドイツのセキュリティ企業 Phion Information Technologies は26日、『Windows 2000』と『Windows XP』にバンドルされている『Point-to-Point Tunneling Protocol (PPTP)』サービスに欠陥がある可能性を指摘し、企業のイントラネットが攻撃の危険にさらされているかもしれないと警告した。
Phion は26日午前にセキュリティ勧告を公開する前、すでに Microsoft に対して脆弱性の通知を行なっていると述べた。Microsoft では、脆弱性について正式な見解を出していない。 PPTP は、認証と暗号化によりインターネット上の2つのホスト間で安全なチャンネルを確立して通信するための技術で、安全な仮想プライベート ネットワーク (VPN) の構築に利用されている。Phion によれば、Windows 2000 や Windows XP にバンドルされた PPTP サービスは、外部から認証前に悪用できるバッファオーバーフロー脆弱性を抱えており、クラッカーが細工を仕掛けた PPTP パケットを送り込んでカーネルメモリーを書き換える可能性があるという。 Phion は、サービス不能化 (DoS) 攻撃によって Windows 2000 SP3と Windows XP のどちらも機能麻痺に陥ることを確認しており、さらには適切なシェルコードを使えば外部から認証許可を得る可能性もあると述べた。加えて、PPTP サービスはあらゆるネットワークインターフェースの1723番ポートで常に接続を待ち受けているため、クライアント側でも脆弱となり、特に PPTP を使ってダイヤルアップ接続を行なっている DSL ユーザーは危険度が高いとも指摘した。 Phion はクライアント側の対応策として、Windows XP を利用している場合なら『Internet Connection Firewall』で PPTP ポートを閉じることを勧めている。だが、単純にポートを閉じるわけにはいかないサーバー側の対応策は何も示していない。
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