ネットワークで広がる Bugbear、10月はトップ株式会社シマンテックが2002年11月5日、
2002年10月の月間ウイルス被害ランキングを発表した。
Symantec Security Response の星澤裕二氏は、 2002年10月のウイルス考察として、以下のようにコメントしている。 「10月は W32.Bugbear@mm と W32.Opaserv.Worm の2つのワームによる被害が目立った。 メールを介して感染を広げる従来のワームに対し、 この2つのワームは、ネットワーク共有で広がるという感染手段を持つのが特徴だ。 こうしたネットワーク共有機能を悪用した攻撃は、 社内のネットワークだけにとどまらず、インターネット上にも広がっている。 適切な設定をしないままに安易にインターネットに接続することは、 ワームに感染する危険性をはらんでいることになる。 『添付ファイルのついたメールは不用意に開かない』ことは、 ウイルス対策の定石とされてきたが、 もはやそれだけでは万全とは言えない」 以下は、2002年10月1日から10月31日の間に、 Symantec Security Response に届けられたウイルスの、 上位10位までのランキングである。
月間ウイルス被害ランキング(2002年10月:国内)
順位 ウィルス名 件数 前月順位 前月順位比 種類
1 W32.Klez 967 1 → ワーム/ウイルス
2 W32.Bugbear@mm 283 − ↑ ワーム
3 W32.Opaserv.Worm 177 13 ↑ ワーム
4 Trojan Horse 43 3 ↓ トロイの木馬
5 W95.Hybris 36 6 ↑ ワーム
6 VBS.LoveLetter 33 2 ↓ ワーム
7 HTML.Redlof.A 31 16 ↑ ウイルス
8 JS.Exception.Exploit 28 5 ↓ トロイの木馬
9 W95.Spaces.1445 26 − ↑ ウイルス
10 Macro.src 23 7 ↓ ワーム/ウイルス
月間ウイルス被害ランキング(2002年10月:World Wide)
順位 ウィルス名 件数 前月順位 前月順位比 種類
1 W32.Bugbear@mm 47,008 − ↑ ワーム
2 W32.Klez 31,140 1 ↓ ワーム/ウイルス
3 W32.Opaserv.Worm 17,292 35 ↑ ワーム
4 JS.Exception.Exploit 4,613 2 ↓ トロイの木馬
5 W95.Spaces.1445 3,062 45 ↑ ウイルス
6 Trojan Horse 2,874 3 ↓ トロイの木馬
7 W95.Hybris 2,391 6 ↓ ワーム
8 W32.Yaha.F@mm 1,674 5 ↓ ワーム
9 W32.Datom.Worm 1,635 4 ↓ ワーム
10 W32.FunLove.4099 1,436 22 ↑ ウイルス
ソフォスもまた2002年10月31日に、 ワールドワイドのウィルス被害ランキングを発表しており、 ほぼ同様の結果だったようだ。 すなわち、 Bugbear が被害総数の 77.6% を、 Klez が 6.2% を、 Opaserv が 2,5% を占めるという結果になっている。 ソフォスの代表取締役社長、 アラン・ブロデリック氏は Bugbear に関し、以下のように警告している。 「Bugbear は Email やネットワーク共有経由での感染のみならず、 被害者のキー ストロークをログすることで、 ユーザーが入力したパスワードや銀行口座の詳細など、 ユーザーの個人情報をモニタリングできる」 ソフォスではまたウィルス偽情報も集計しており、 10月のトップは JDBGMGR に関する偽情報だったそうだ。 関連記事 最新トップニュース
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