12月、相変わらず多い Klez の被害株式会社シマンテックは2003年1月7日、
2002年12月の月間ウイルス被害ランキングを発表した。
被害は2002年12月1日から12月31日の間に Symantec Security Response に寄せられたもの。
Symantec Security Response の星澤裕二氏は以下のようにコメントしている。 12月のウイルス被害ランキングは 11月とほとんど変わらなかった。 国内も全世界もともに1位だった Klez の被害件数は相変わらず多いが、 2位以下を見るとウイルスの被害件数は少し治まったようだ (11月国内2位の被害件数は123件、全世界2位の被害件数は9,314件)。 また、通常年末年始に増加する傾向のあるウイルス被害だが、 今回は大きな被害はなかったそうだ。 12月24日〜1月5日の年末年始に発見された主なウイルスは以下 (危険度は5段階で5が最も危険)。 W32.Yaha.K@mm の被害は、 World Wide で2,222件、 国内で3件という報告があった。 クリスマスのグリーティングカードや新年の挨拶メールと間違えてメールを開けてしまっのだろう、ということだ。 Yaha.K の被害報告が増えたことから、 シマンテックでは12月30日に危険度を2から3に引き上げ、 注意を呼びかけている。 W32.Opaserv.K.Worm 12月24日発見 オープンなネットワーク共有を介して感染を拡大するネットワーク認識型ワーム 危険度2 W32.Yaha.K@mm 12月24日発見 Yaha の亜種。大量メール送信型ワーム 危険度3 W32.HLLW.Backzat.B 12月30日発見 大量メール送信型ワーム。 KaZaA などのファイル共有ネットワークやチャットなどで感染 危険度2 W32.Yaha.L@mm 12月30日発見 Yaha の亜種。大量メール送信型ワーム 危険度2 W97.M.Killboot 12月31日発見 Word マクロウイルス。 トロイの木馬 Trojan.Killboot を作成 危険度2 W32.Recory@mm 12月31日発見 大量メール送信型ワーム。 ウイルス駆除ツールを装ったファイルが添付 危険度2 W32.Campurf@mm 1月2日発見 大量メール送信型ワーム。 ウイルス対策ソフト、ファイアウォールを無効にする 危険度2
月間ウイルス被害ランキング(2002年12月:国内)
順位 [ウイルス名] [件数] [前月順位] [前月順位比] [種類]
1 W32.Klez 564 1 → ワーム/ウイルス
2 HTML.Redlof.A 124 7 ↑ ウイルス
3 W32.Bugbear@mm 75 2 ↓ ワーム
4 W32.FunLove 37 6 ↑ ウイルス
5 W95.Hybris 34 11 ↑ ワーム
6 Trojan Horse 32 10 ↑ トロイの木馬
7 VBS.LoveLetter 27 3 ↓ ワーム
8 W95.Spaces.1445 26 7 ↓ ウイルス
9 W32.Badtrans.B@mm 19 14 ↑ ワーム
10 JS.Exception.Exploit 17 9 ↓ トロイの木馬
月間ウイルス被害ランキング(2002年12月:全世界)
順位 [ウイルス名] [件数] [前月順位] [前月順位比] [種類]
1 W32.Klez 22,572 1 → ワーム/ウイルス
2 Trojan Horse 4,693 9 ↑ トロイの木馬
3 W32.Opaserv 4,225 2 ↓ ワーム
4 W32.Bugbear@mm 4,020 3 ↓ ワーム
5 JS.Exception.Exploit 3,252 7 ↑ トロイの木馬
6 W95.Spaces.1445 3,011 4 ↓ ウイルス
7 W32.FunLove 2,587 5 ↓ ウイルス
8 W32.Nimda 2,388 6 ↓ ワーム
9 HTML.Redlof.A 2,375 13 ↑ ウイルス
10 W95.Hybris 2,371 8 ↓ ワーム
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