『Windows NT』用パッチに問題、MS が取り下げハイテク関係者が Slammer ワーム関連の動揺からまだ完全に立ち直っていないところに、皮肉にも Microsoft は、セキュリティ修正プログラム (パッチ) の1つの取り下げを迫られることになった。修正どころか、システム障害につながりかねないエラーをもたらすと判明したためだ。
Slammer ワームは『Microsoft SQL Server 2000』に被害を与えるものだった。Slammer ワームの被害があったシステム管理者は、必要なパッチを使ってシステムのアップデートをしていなかった (Slammer 対策パッチは昨年7月にリリースされていた) として、責められた。今回問題になったのは、『Windows NT 4.0』システムのパッチだが、こちらは逆に、それを使ってアップデートしていたシステムが危うくなるという結果を招いた。 この NT 4.0 用パッチは昨年12月11日にリリースされたもの。Microsoft のセキュリティ担当者は、このパッチを取り下げるとともに、ダウンロード用のリンクも削除した。問題のセキュリティ脆弱性は、NT 4.0 の WM_TIMER Message Handling に見つかったもので、権限を昇格させる可能性がある。 Microsoft によると、『Windows 2000』用および『Windows XP』用のパッチは、今回の取り下げと無関係だという。 Microsoft は、セキュリティ情報を更新。その中で、問題のパッチについてトラブル原因を調査中だと述べるとともに、最新のパッチを近々リリースすると約束している。 同社は、NT 4.0 システム管理者に対し、問題のパッチをアンインストールし、新しいパッチが出るのを待つよう求めている。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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