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『iSCSI』が正式なストレージ標準にストレージ業界ではもう随分前から『iSCSI』(Internet Small Computer System Interface) への関心が高まっている。まだ業界に馴染みの浅い人々なら、すでに標準になっているものと思い込んでいるかもしれない。その iSCSI (「アイスカジー」と読む) 規格が11日、インターネット技術の標準化団体 Internet Engineering Task Force (IETF) によってようやく正式に承認された。
iSCSI の開発と承認で IETF と密に連携してきた業界団体 Storage Networking Industry Association (SNIA) の IP Storage Forum マーケティング議長 Bryce Mackin 氏は12日、Internetnews.com の取材に対し、約2年半にわたって行なってきた細かい文言の調整や協議がここに終了を見たことを明らかにした。 iSCSI は、インターネット プロトコル (IP) 経由で複数のデータストレージ システムをネットワークに接続するストレージネットワーク技術。より高速なストレージ エリア ネットワーク (SAN) 実現の基盤として、最も重要な技術の1つと目されている。iSCSI は IP ネットワークを介して SCSI コマンドを送るため、イントラネット経由でのデータ転送が容易になり、遠距離からのストレージ管理も可能となる。IP ネットワークは広く普及していることから、iSCSI はローカルエリアネットワーク (LAN) やワイドエリアネットワーク (WAN)、およびインターネットでのデータ転送に利用可能だ。 iSCSI 規格の承認を受け、iSCSI に関心を持っていた企業が iSCSI 製品の開発と普及に取り組む動きが本格化すると思われる。 「承認による大きな変化は、iSCSI を『これからの』と表現する必要がなくなることだ。承認を受けたことによって、エンドユーザー企業は自信を持って iSCSI ソリューションの開発と実装に取り組めるようになる。これまでは標準として公認されていなかったため、iSCSI を広く採用したがらない向きもあった」と Mackin 氏は述べた。
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