グリッドコンピューティングの標準仕様案策定作業が完了グリッドコンピューティング、つまり1つの問題を同時に処理するため、多数のコンピュータ リソースを運用する環境は、開発者の注目が非常に集まっている分野だが、強固で安全性も高いとはいい難い。もちろん Global Grid Forum をはじめとする団体が、あまたの標準規格策定に奔走しているが、実装にはまだ程遠い状況といえる。
Sun Microsystems (NASDAQ:SUNW) は4日、高性能グリッドアプリケーションの構築および分散を実現するスキーマ初の仕様案を、同社の参加するワーキンググループが完成させたと発表した。標準仕様の策定と実装が課題のグリッドコンピューティング分野にとっては大きな進展という。 グリッドコンピューティングの API を策定するためのワーキンググループ Distributed Resource Management Application API (DRMAA) は、4日から東京で開催中の『Global Grid Forum 7』(GGF7) で、最終案を発表した。DRMAA は、同グループの仕様に対応することで、どんな DRM システムも「追記的」な能力を持て、グリッド環境で新たな企業向けおよび技術アプリケーションを運用できるとしている。同グループは、Sun と Intel (NASDAQ:INTC) が共同代表を務めており、Cadence Design Systems、HP、IBM、Platform Computing、Robarts Research Institute、および Veridian Systems といった業界各社が協力して設立した。DRMAA 仕様案は、同グループの運営委員会とグリッド分野のコミュニティによる検討の後、実装および運用評価を経て正式仕様となる。 Sun は同社のオープンソースプロジェクト『Sun Grid Engine』で、DRMAA 仕様のリファレンス実装の開発を予定している。リファレンス実装は、検討を経た後同プロジェクトのサイトで公開する。 関連記事 最新トップニュース
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