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2003年3月6日 00:00

バッテリー切れとはサヨナラ? 東芝がノートPC用燃料電池を開発

開発された燃料電池。下はノートPCに接続した様子。さらなる小型化が期待される
株式会社東芝は2003年3月5日、ノートPCを駆動する「ダイレクトメタノール型」燃料電池の開発に成功したことを発表した。リチウムイオン電池を代替し、ノートPCに直結するタイプの燃料電池は世界初だという。

「ダイレクトメタノール型」燃料電池は、燃料となるメタノールを直接供給し化学反応により発電する方式。家庭用や業務用で使用される「固体高分子型」燃料電池とは構造が異なる。

開発された燃料電池はリチウムイオン電池と共通のノートPC接続インターフェイスを持ち、容易に取替えが可能。平均12W、最大20Wの出力があり、高濃度のメタノール50ccで約5時間発電できる。

メタノールは燃料カートリッジで補給されるため充電の必要はなく、カートリッジ交換で電力の連続供給も可能だ。

今回東芝は小型化を実現するため、高濃度のメタノール燃料を発電時に最適な濃度まで希釈する「希釈循環システム」を採用し、燃料タンクの体積を従来の10分の1程度まで縮小した。また内部の送液ポンプや、発電された電力を蓄える電池部分にも小型化のための開発や改良が施されている。

サイズは275×75×40ミリで、重量は900グラム。またカートリッジの重量は72グラム(50ccの場合)。

東芝では2004年中に製品化することを目標に、開発を継続するとしている。

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