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Microsoft、無料メールサービスで Web ビーコン対策Microsoft (NASDAQ:MSFT) は8日、同社の運営する無料 Eメールサービスの『Hotmail』に、HTML メール内の画像表示を抑える機能を取り入れたと発表した。有効な Eメールアドレスを探ろうとするスパム業者への対抗策だ。
Hotmail では今週より、コンタクトリストに未登録の差出人から届いた HTML 形式の Eメールに埋め込んである画像の表示を、制限できるようになった。表示制限といっても、メッセージの内容を確認した後、改めて画像は表示できる。Microsoft によると、埋め込み画像表示を制限する目的は、いわゆる「Web ビーコン画像」の有効性を抑えるためという。 スパム業者にとっては、有効な Eメールアカウント、すなわち実際に利用者が活用しているメールアカウントを識別することが重要で、そのため HTML 形式のメール内に、Web ビーコンと呼ぶ画像を配置し、実際にメールを開いたかを追跡するという手法が一般的になっている。 一部の Eメールマーケティング業者は、HTML 形式の広告メールが、通常の広告メールに比べ、およそ2倍の応答率を示すという調査結果もあるように、広告効果が高いことから、Web ビーコン対策については敏感な反応を示している。Hotmail と同様に多数の利用者を持つ無料 Eメールサービスを運営する Yahoo! では、広告クライアントに Web ビーコンを利用するオプションを提供すると同時に、Web ビーコンによる追跡を拒否する利用者向けオプションを用意している。 Microsoft の Web ビーコン対策は今回に始まったことではなく、『Outlook 11』のベータ版でも、プレビュー表示の場合は HTML 画像にアクセスしない機能を備えている。 Web ビーコンは、スパム業者が有効なメールアドレスを確認するために用いている一方で、きちんとした Eメールマーケティング業者は、広告効果の分析ツールとして用いている。 Network Advertising Initiative (NAI) の下部組織で、スパム業者とは一線を画す立場をとる Eメールサービス業界組織 ESPC のエグゼクティブディレクター Trevor Hughes 氏は、「Web ビーコンを正しく運用している例もある。Web ビーコンは、ごくありふれた技術だ」と述べた。 昨年11月、このような追跡技術の運用に対するプライバシー懸念を軽減しようと、NAI は Web ビーコンの運用ガイドラインを公開している。 関連テーマ
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