IBM、恐竜の名に恥じぬ強力なメインフレームを発表IBM (NYSE:IBM) は13日、最大32プロセッサ構成のメインフレームの新製品を発表した。金融サービス業界のハイエンド用途向けで、新規および既存の特定顧客を対象にした製品だ。
今回サンフランシスコの新製品発表イベントで披露した『eServer zSeries 990』(z990) サーバーは、コンピュータ業界では何か月も前から『T-Rex』の名前で知られ、期待を集めていたもの。従来モデルの『z900』メインフレーム (16プロセッサ構成) と比べて、処理能力が大きく向上した。 z990 の処理能力は、1日あたり4億5000万トランザクションを実現する。また他モデルと同様に仮想化機能を備えており、IBM 製メインフレーム OS 環境を最大30個、Linux 環境なら数百ないし数千個まで、1台のメインフレーム上で運用できる。加えて同社の『Intelligent Resource Director』(IRD) 技術によって、多くのシステムリソースが必要となった処理へと自動的にリソースを割り当てる最適化機能も備えている。 標準化対応の面では、Linux に加えて『Java 2 Enterprise Edition (J2EE) 1.3』が動作し、『UDDI』や『SOAP』といった Web サービス標準仕様に対応する。 z990 シリーズの最小構成価格は100万ドルで、まずは『A08』と『B16』の両モデルを6月16日に、続いて『C24』および『D32』を10月31日に出荷する予定。需要変動に応じて処理能力の増減が可能な『On/Off Capacity on Demand』機能は、9月に提供開始を予定している。 関連記事 最新トップニュース
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