SCO、IBM に対する UNIX ライセンスを打ち切りSCO Group (NASDAQ:SCOX) が16日、IBM (NYSE:IBM) に対する UNIX ソフトウェアのライセンス契約『Software and Sublicensing Agreements』の打ち切りを宣言した。SCO はかねてより、IBM のライセンス契約違反を訴えており、警告期間の100日が過ぎことから、IBM の UNIX 系 OS 『AIX』をはじめとする、『UNIX System V』のソースコードに基づく製品を使用あるいは提供する権利を解消するという。
SCO の発表の中で、法律事務所 Boies, Schiller & Flexner LLP の Mark J. Heise 氏は「両社が交わしていた同契約および関連契約は、UNIX のソースコードや派生物およびメソッドの保護を明確に謳っている。IBM は、オープンソースの OS として Linux の性能向上と普及を図るために、UNIX のメソッドを使い、AIX のソースコードを転用し、結果 UNIX を貶めた。これは UNIX ソースコードの濫用に他ならず、契約条件に違反している。SCO には IBM に対し、AIX の使用および配布を許諾するライセンスを打ち切る権利がある。本日より AIX は、UNIX System V のソースコードを基にした不正な派生物となり、利用者についても、AIX を用いる法的根拠がなくなる」と述べている。 SCO はまた、先に提出していた IBM に対する訴状を修正し、10億ドルの損害賠償請求に加えて、「AIX の使用および配布をいっさい停止し、UNIX System V のソースコードをすべて破棄ないし返却する」よう求める、終局差し止め命令を裁判所に請求しているという。この修正内容には、IBM の「数10億ドル規模におよぶ AIX 関連事業」を基準に算出した、追加の損害賠償も含んでいる。 IBM の広報担当 Trink Guarino 氏は、「SCO は攻撃姿勢を緩めないが、終始述べているように、当社のライセンスは永続的なもので、打ち切ることはできない」と反発している。 関連記事 最新トップニュース
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