NTTコムウェア、IP電話網向けのトラフィック制御システムを発売NTTコムウェア株式会社は2003年6月18日、IP電話網のトラフィックを自動的に監視・制御する「IPトラフィック制御システム『IP-TOS』ver.1」を7月から販売開始すると発表した。チケット予約受付電話や「ワン切り」発信などによる急激なトラフィック増加や輻輳(ふくそう)を検出、接続規制を行いIP電話網のダウンを防ぐ。
IP-TOS は「輻輳検出機能」「トラフィック制御機能」「異常トラフィック検出機能」の3機能で構成される。加入者単位で通話の接続状況をリアルタイム監視し、処理能力を超える着信が発生(輻輳)している加入者を検出し、この加入者に対する発信を自動的に規制するほか、相手の応答前に切断を繰り返す「ワン切り」加入者の検出を行う。 IP-TOS のシステムはトラフィックの測定を行う「エージェント」と、エージェントからのデータを収集する「集計サーバー」、さらに制御指示を実施するサーバーで構成される。サーバーから制御指示が行われた場合、発信側のエージェントに対するトラフィック制御が実施される。 NTTコムウェアでは、IP電話事業者、IPセントレックス事業者、IPコンタクトセンター事業者を対象に、2005年度末までに IP-TOS を含む「IP電話品質ソリューション」全体で約30億円の販売を目指す。また今後、IP電話サービス全体が停止に陥る可能性のあるサイバー攻撃(Dos、DDoS)に対する検出・規制機能を開発していく、としている。
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