America Online、次期 AOL サービスの概要を発表America Online は同社サービスの新版で、インスタントメッセージ (IM) クライアント『AIM』の一大リニューアルを行なう予定だ。また、Web サイト利用の高速化によって、ダイヤルアップサービスの魅力にもテコ入れし、利用者の流出食い止めと新規獲得を狙う。
AOL Time Warner (NYSE:AOL) 傘下の America Online は26日、『AOL 9.0 Optimized』について正式に発表した。これはブロードバンドサービスの『AOL for Broadband』を含めた、現行『AOL』サービスの次期バージョンにあたる。今夏中にはまず試用版を、現在の会員のみに提供し、その後秋には一般向けリリースとなる予定だ。 AOL サービスは、インターネット接続と各種ソフトウェアなどを組み合わせたインターネットサービスで (インターネット接続は、他社サービスの利用も可能)、Microsoft も 子会社の MSN で同様のサービスを展開している。America Online は、一般の ISP とはもちろん、MSN とも新規会員獲得のために激しく競合している。 America Online は新版を売り込むため、AOL 9.0 Optimized のためだけに『Voices』と称するオンラインキャンペーンを開始している。同キャンペーンの制作は atmosphereBBDO が手がけ、AOL 9.0 Optimized の具体的な機能を紹介する、短いアニメーションのメッセージを流す。また、新版がダウンロード可能となり次第、連絡してもらえる通知サービスへの登録も受け付けている。 AOL 9.0 Optimized では、America Online にとって最大のセールスポイントで、非常に人気の高い IM 機能に重点的に手を入れる。新 AIM に加わる数多くの機能の1つは、3D アニメーションの『SuperBuddy』というキャラクターアイコンだ。これはチャットで一般に用いる略語を色や音で表現するもの。たとえば誰かが「LOL」(爆笑の意) と入力すると、キャラクターがコミカルな身振りと表情で笑いを表現するという。SuperBuddy は America Online の会員だけが利用でき、無料で AIM サービスだけを用いるユーザーは利用できない。 また America Online 会員の大半が、ダイヤルアップサービスを利用していることもあり、ダイヤルアップ接続時に、Web サイトのアクセス速度を高速化する技術も導入する。競合する一部 ISP では、すでに同種の技術を取り入れているところもあることから、Web サイトのアクセス速度高速化が、ブロードバンドサービスに切り替えて余分なコストをかけたくないが、それでもアクセス速度を速めたい、といった利用者層の確保につながると、America Online は期待している。 関連記事 最新トップニュース
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