5社が協力し、Web サービス仕様草案を発表Web サービス関連企業5社が、Web サービス処理フレームワークの仕様草案を発表した。しかし、Web サービス規格標準化をリードする大手2社、Microsoft と IBM は参加しておらず、ソフトウェア業界の分極化が続いていることを示した格好だ。
5社 ―― Oracle、Sun Microsystems、Arjuna Technologies、Fujitsu Software、IONA Technologies ―― が発表したのは、『Web Services Composite Applications Framework』(WS-CAF) の草案。WS-CAF は、『Web Service Context』(WS-CTX)/『Web Service Coordination Framework』(WS-CF)/『Web Service Transaction Management』(WS-TXM) という3つの仕様から成っている。5社によると、異種の Web サービスが一緒に使われる際に起こる問題を解決し、情報共有および処理プロセス (TP) をサポートするものだという。 WS-CAF は、Sun Microsystems や Oracle などのような大手が、Web サービスの基礎を共同で構築すると同時に、より小規模のソフトウェア会社を支援するという、最近の傾向を体現したものだ。一方、Microsoft と IBM は、同様の機能を果たすものでも、自社独自のルールや仕様を策定する姿勢を続けている。 こうした分裂状況は、もともと異なるアプリケーション間のコミュニケーションを可能にするはずの Web サービスの進化にとって障害をもたらすだけと、業界アナリストたちは懸念を示す。 ZapThink の上級アナリスト、Ronald Schmelzer 氏と Jason Bloomberg 氏は、この問題について、特定の問題を複数のベンダーが (協力して解決するどころか) 細切れにしている事例のひとつだと言う。 「基本的に、これは『分割統治』戦略だ。より大きく重要な問題領域を、微細な問題領域に切り分けることによって、これらの (Web サービス大手になろうと必死の) ベンダーは、自分たちの仕様に準拠したシステムにユーザーを呼び込もうとしている。もちろん、IBM と Microsoft は、絶対にサポートしないだろう」と、Schmelzer 氏は internetnews.com に語った。 関連記事 最新トップニュース
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