Web サービスの新標準仕様が先日正式公開となったことを受け、Oracle (NASDAQ:ORCL) は15日、同社の『Oracle9i Application Server』で相互運用性を確認するサンプルテストキットの提供を開始した。
Oracle は、Web サービス分野の業界団体 Web Services Interoperability Organization (WS-I) が発表したばかりの『Basic Profile 1.0』仕様に準拠した、サプライチェーン用アプリケーションの開発者向け初期リリース版 (Oracle9i Application Server 用) を、同社のオンライン開発者コミュニティサイト Oracle Technology Network (OTN) の Portal Center で公開した。同ツールは、複数のオンライン店鋪/商品卸/生産者間のやり取りをモデル化し、思い描いた通りのファイヤーウォール外での流通業務実施を実現する。
同サンプルキットが用いている Basic Profile 1.0 は、複数の Web サービス中核仕様を併用した相互運用性のある Web サービスを開発する方法についての実装ガイドラインで構成する、最新の Web サービス仕様として、WS-I が12日に正式公開したもの。Oracle は今回のテストツールを、異種システム同士や独立組織同士が、いかにして Web サービスで連携するのかを示すものとしている。したがって開発者は、Oracle9i Application Server 上の J2EE で動作する Web サービスと、『.NET』およびその他のメーカーによる J2EE 環境といったプラットフォーム上で動作する Web サービスとの間で、相互運用性をテストすることができる。