Opera と Mozilla、新ブラウザのベータ版を公開ブラウザ市場は相変わらず Microsoft (NASDAQ:MSFT) の天下だが、対抗馬もただ指をくわえてみているわけではない。ノルウェーのブラウザメーカー Opera Software とオープンソースブラウザの開発団体 Mozilla Organization は27日と28日、それぞれ新ブラウザのベータ版を公開した。
Opera が公開した『Opera 7.20 for Windows Beta』では、国際化の面で拡張を続けており、数字を左から、文字を右から記述するアラビア語やヘブライ語などにも対応した。 一方、Mozilla Organization の『Mozilla 1.5 Beta』は多くの新機能が盛り込んでおり、『MailNews』と『Composer』用のスペルチェック機能を初めて備えた。Mozilla によると、新版は『Windows』『MacOS X』『Linux』の各版を用意し、性能や安定性を高め、標準仕様への対応を進めて互換性を向上させたという。 ブラウザ市場動向を月単位で調べている W3Schools によると、現在のブラウザ市場シェアは『IE 6』と『IE 5』が86.9%、一方 Mozilla は5.9%、同じエンジンを用いる『Netscape 7』が2%、『Opera 7』が1.7%という結果になっており、Microsoft の優位は揺るぎないものにさえ思える。 しかし去る5月に Microsoft の IE 担当プログラムマネージャーの Brian Countryman 氏が、OS の一部として IE は進化を続けるが、スタンドアロン形式としては『IE 6 SP1 (サービスパック1を統合した IE 6)』が最後との発言をしている。 Opera はこの点にシェア拡大の糸口を見出しており、「Microsoft は今後、IE に関してスタンドアロン版を開発せず、数年後に完成する次世代 Windows『Longhorn』との完全統合を目指している。つまり IE のユーザーは、OS ごと新製品に買い換えないと、新ブラウザを入手できない。これはすなわち、ブラウザ開発を続け、膨大な数のユーザーに最新でより充実したインターネット体験を提供し続ける商用ブラウザ企業は、Opera だけということだ」と述べた。 関連記事 最新トップニュース
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