IE 特許侵害訴訟判決の波紋ひろがるMicrosoft (NASDAQ:MSFT) に5億2100万ドルという莫大な金額の賠償命令を課した特許侵害訴訟判決の影響が出始めた。すでに Microsoft が主力ブラウザの 『Internet Explorer』(IE) に変更を加える計画があるとの話も出ている。
IE への変更があるとすれば、先ごろ北イリノイ連邦地裁が下した判決に沿った内容になるものと思われる。同判決では、Microsoft がカリフォルニア大学と Eolas Technology の、ハイパーリンクメディアにおけるプラグインおよびアプレットなど埋め込みオブジェクト技術に関連する特許を侵害し、IE で無断使用したとして、Microsoft に5億2100万ドルの損害賠償支払いを命じている。 判決の波紋が広まる中、Web 標準化団体の World Wide Web Consortium (W3C) も反応を示しており、「今回の判決により、Web サイトも含めブラウザやオーサリングツールに、極めて近い将来訪れかねない変化の可能性について検討する」ため、19日に特別会合を開いている。 W3C また、判決内容に対し技術的に取り得る可能性をを広く議論するため、公開討論用メーリングリストも立ち上げた。 W3C は問題の特許に対する同団体の方向性を決めるため、Eolas に接触を図ったものの、返答は得られなかったという。internetnews.com も Eolas に取材を求めたが、やはり反応はなかった。 W3C によると、Eolas の特許の請求内容は W3C が策定した各種の仕様やガイドラインなども含め、World Wide Web の枠組み全般に対して影響するものだという。 また Microsoft が IE に変更を加えれば、同ブラウザーのシェアがあまりに大きいため、非常に多数の既存 Web サイトに影響がおよぶのは想像に難くない。このため、W3C では Web コミュニティに対し、Eolas が厳格に特許権を行使した場合に備え、できる限り技術的対応策の検討や貢献を行なうよう求めている。 関連記事 最新トップニュース
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