『Windows Media 9』、ヨーロッパ商業メディア展開着々デジタルメディア市場で、自身のプラットフォームを推し進めている Microsoft (NASDAQ:MSFT) は12日、多数のメディア企業との契約成立を発表し、ヨーロッパ市場での積極姿勢を示した。
Microsoft はヨーロッパ最大の放送関連イベント『International Broadcasting Convention (IBC) 2003』の席上で、ビデオ圧縮の基本コードをヨーロッパの複数のパートナー企業と共有すると発表した。また同社は、デジタルビデオ圧縮およびファイル形式標準『MPEG-2』の次世代版策定に関して、標準化団体とも共同作業を行なっていく方針も明らかにしている。 Microsoft のこうした展開は、『Window Media 9』技術を、インターネットや放送システム、あるいはセットトップボックスや一般家電製品でのデジタルメディア配信に用いるデファクトスタンダードにしようとする積極戦略の表われといえる。 リッチメディア技術の標準化には Microsoft のみならず、Apple Computer (NASDAQ:AAPL) や RealNetworks (NASDAQ:RNWK) も、標準化団体へコード提供という姿勢を示している。 IBC で Microsoft は、複数のパートナー企業と契約を結んだことについて明らかにしている。各企業は Window Media 9 プラットフォームを、次世代版のセットトップボックスやデジタル放送プラットフォームに組み込んでいくという。 Microsoft は、ビデオオンデマンド (VOD) および IP テレビ (IPTV) サービスに関して、年内には試験運用ならびに配備が完了するとの見通しを示した。 契約の一例を挙げると、Monaco Telecom は、Windows Media 9 技術を最新のセットトップボックスに組み込み、顧客に VOD および IPTV サービスを提供していくという。 Monaco Telecom は、フランスの Moviesystem の協力を得て、『Windows Server 2003』を配備して Windows Media 9 技術 を用い、VOD サービスで400作品以上の映画を配信している。 またドイツの T-Online International も、すでに Windows Media 9 技術を用いた VOD サービスを一部開始している。 関連記事 最新トップニュース
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