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『OpenSSH』に DoS 攻撃につながり得る脆弱性CERT/CC は16日、OpenBSD Project のセキュア接続性パッケージ『OpenSSH』の一部の版に、バッファ管理に関する脆弱性があるとするセキュリティ警告を出した。
CERT/CC によると、同脆弱性は OpenSSH 3.7.1 より前の全ての版に存在し、サービス不能化 (DoS) 攻撃の引き金になりうるほか、攻撃者に任意のプログラムコード実行を許すおそれもあるという。問題となる版の OpenSSH のコードをそのまま利用したり、改変して利用しているシステムも、同じ脆弱性を持つ可能性があるという。 セキュリティ警告によれば、同脆弱性は OpenSSH のバッファ管理コードの中に存在し、「大きなパケット用にバッファを割り当てる際、問題が発生する。バッファ初期化時に、誤ってバッファ外のメモリ領域までゼロを書き込んでしまう」という。 OpenSSH は、telnet/rlogin/rsh/ftp プロトコルの代替として、セキュリティを強化した SSH プロトコル実装パッケージのオープンソース版。Linux や Unix 系 OS の各ディストリビューションに付属しており、多くのサイトで導入している。 同脆弱性がおよぼす影響の全容については、まだ判明していないものの、CERT/CC は、最も起こり得る状況として「ヒープ領域破壊」を挙げ、DoS 攻撃につながると警告している。 システム管理者は、脆弱性を解消した OpenSSH 3.7.1 へのアップグレードなり、ベンダーが配布する修正パッチの適用を急ぐべきだ。OpenSSH でも、パッチコードを公開している。 当面の対処方法として、sshd の設定ファイル内で「UsePrivilegeSeparation」オプションを有効にすると、攻撃を受けた時の被害をある程度抑え得るという。しかしこの対処方法では、攻撃そのものを防ぐことはできないと、CERT/CC は警告している。 関連記事 最新トップニュース
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