CERT/CC の警告によると、同脆弱性はオープンソース版の Sendmail 8.12.10 より前の版 (UNIX および Linux 版を含む) と、『Sendmail Switch』『Sendmail Advanced Message Server (SAMS)』『Sendmail for NT』といった商用版の両方に存在するという。同脆弱性により、一般的に root 権限で運用する例が多い同プログラムが、悪意あるユーザーに利用されるおそれがある。
同脆弱性は、Sendmail のメールアドレス解析コードに存在する。具体的には「prescan」関数に問題があり、攻撃者にバッファ終端以降への書き込みを許し、メモリ構造の破壊が起きる。これがバッファオーバーフローという問題で、プラットフォームや OS のアーキテクチャによっては、意図的に細工した Eメールで任意のプログラムコードを実行できる可能性がある。