Webテクノロジー2003年10月9日 00:00
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次期 OS『Panther』で UNIX 市場を狙う Apple

この記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20031009/12.html
著者:Thor Olavsrud
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Apple (NASDAQ:AAPL) は8日、新版 OS『Mac OS X 10.3 (Panther)』の発売日を発表した。Panther はサーバー版とクライアント版を用意し、多数の新機能および新アプリケーションを備える。新版 OS で既存の UNIX 環境や Windows 環境との親和性を高めていることから、同社は企業向け市場での競争力をより強めようとしている、というのがアナリストらの見方だ。発売は10月24日の午後8時に予定しており、同社直営店および特約店ではイベントを催すという。

Mac OS X は、FreeBSD (フリーソフトの UNIX 互換 OS) のコアを基に構築した OS で、Apple によれば、Panther サーバー版では、150もの新機能が加わっているという。オープンソースソフトウェアの導入および管理を容易にする『Server Admin』ツールのほか、スケーラブルな LDAP ディレクトリや Kerberos 認証サービスの運用を実現する『Open Directory 2』、Windows クライアントにログインおよびホームディレクトリのサポートを提供する『Samba 3』、そしてアプリケーションサーバーの『JBoss』などを備えている。

Panther サーバー版では、メールサーバーも新しくなった。Apple によれば、オープンソースの『Postfix』(SMTP サーバー) と『Cyrus』(IMAP および POP サーバー) を採用して構築しなおしたことにより、スパムおよびウイルスフィルターや、セキュア Eメール用の SSL 対応といったソリューションを組み込むオープンアーキテクチャを実現したという。また新しい VPN サーバーも加わっており、PPTP および L2TP トンネリングプロトコルを用いる Mac OS X/Windows/UNIX クライアントに対応している。他にも、Web サーバー『Apache』と『Apache Tomcat』『Apache Axis』を更新している。

Panther サーバー版の希望小売価格は、10クライアントライセンス版が499ドル、無制限クライアントライセンス版が999ドルとなる。Panther クライアント版の方は、シングルユーザーライセンス版が129ドル、同一家屋内運用で5ユーザーライセンスのファミリーパック版が199ドルとしている。

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