OSDL が通信事業者用 Linux 要件定義書の新版を発表Open Source Development Labs (OSDL) は9日、『OSDL Carrier Grade Linux Requirements Definition』バージョン2.0 (CGL 2.0) を公開した。OSDL はエンタープライズ用途の Linux 採用を推進するため、業界大手各社が参加するコンソーシアムで、CGL 2.0 は Linux に対する通信業界のニーズを標準化する取り組みの一環として作成した要件定義書の新版だ。
CGL 要件定義書は、各種 Linux ディストリビューション、大規模エンドユーザー、そして通信業者のインフラとして必要となるカーネル機能や関連ライブラリを構築する Linux カーネル開発者に向けた公開リファレンス設計の一種といえる。 OSDL によると、今回の新版ではセキュリティ、高可用性、クラスタリングに重点を置き、通信事業者向けプラットフォームとしての Linux を支える40項目余りの新機能および機能強化を新たに盛り込んだという。 「Linux が飛躍する次の市場は通信業界だ」と語るのは OSDL の CEO、Stuart Cohen 氏。「OSDL Carrier Grade Working Group では今後も、通信ネットワーク事業者や通信機器およびネットワーク機器メーカーと密接に協力し、Linux を通信事業者の標準 OS とするための要件定義を進めていく。OSDL CGL 2.0 の策定によって、Linux はサービス運用プラットフォーム選定時の最有力候補の1つとなる」と同氏は述べた。 Red Hat、SuSE (および UnitedLinux グループ各社)、そして MontaVista など、多数の大手 Linux 販売会社が OSDL に参加しており、各社の Linux ディストリビューションと開発作業を通して、旧版から CGL に対応している。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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