W3C が Web フォームの新仕様『XForms 1.0』を勧告Web 標準化団体 World Wide Web Consortium (W3C) は14日、『XForms 1.0』仕様を W3C 勧告として正式に公開した。Web 経由で情報を提示するための、HTML に代わる新たな手法だ。
Web フォーム作成仕様の XForms 1.0 は、目的と表示、および入力結果を分離できるうえに、XML 形式を基盤にしている。従来の HTML では、Web ページ作成などの単純な作業しかできないことから、Web 上で情報を伝達し、作業を実行するための次世代フォームとして、XForms 1.0 が開発された。 アプリケーションが複雑化し、様々なデバイスが発達する中で、開発者は HTML に限界を感じる一方だ。W3C ではこれを解決すべく、Microsoft や Adobe 独自の Web フォームに代わるオープンな標準仕様として、この Xforms を推進している。 Xforms は、フォーム作成者がスクリプト記述を極力少なくするとともに、フォームコンポーネントを再利用し、Web サービスに統合することが可能で、これまで実現不可能だった機能をユーザーやデバイスにもたらすものだと、W3C の XForms ワーキンググループで議長を務める Steven Pemberton 氏は話す。また、機能と表示のためのマークアップが一緒になっている HTML と異なり、XForms ではフォームの目的の記述と、フォームの表示方法、および結果を XML でどのように記述するかを、フォーム作成者が切り離して設定できる。 Xforms がここ数年の間に発達してきた一方で、Microsoft と Adobe が独自に開発している電子フォーム技術もここ数か月、その存在感を強めている。Microsoft は、知識労働者や小規模グループのコラボレーションをターゲットにするべく、XML オーサリングソフトウェアの『InfoPath』(コード名『XDocs』) を『Office 11』に同梱すると発表している。 また Adobe は自社の PDF 形式を基盤に、電子フォーム技術を開発している。同社の技術を使えば、必要に応じて Adobe の『Portable Document Format』(PDF) 形式、または『XML Data Package』(XDP) 形式のいずれでもフォームを作成することが可能だ。 関連記事 最新トップニュース
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