日立など、著作権処理を施した映像コンテンツを図書館に配信するサービス株式会社日立製作所、社団法人日本図書館協会および株式会社ギャガ・クロスメディア・マーケティングの3社は、デジタルコンテンツ配信サービス分野において業務提携し、図書館で新たに収蔵する映像資料をデジタルデータ化してインターネットで配信するサービス「ELIB」を、2004年4月から開始する。
現在多くの図書館では映像資料をパッケージの形態で収蔵しているが、メディアフォーマットの違いや著作権上の制約が障壁となり、メディア別に館内施設を整えたり、新フォーマットへの移行などに多大な費用と手間がかかる状態にある。 ELIB では、映画や記録映像などの映像コンテンツを MPEG2 形式のデジタルデータに変換し、サービスに加入している図書館に配信する。図書館はコンテンツをダウンロードして DVD やサーバーなどにコピーすることにより、貸出や保存、館内 LAN による視聴、上映会などに活用することができる。 配信するコンテンツは、図書館がコピーして多目的に利用出来るように著作権上の処理がなされている。また、同サービス事業における著作者側の権利保護のために、新しいデータプロテクト技術「ソフト電池」が採用されている。この技術は配信するデジタルデータに対してソフト上の特殊な鍵を施し、ルール外のコピーや一度コピーしたデータからの再コピーが出来ないように制御するもの。 劇映画の新作や旧名作映画、アニメ、ドキュメンタリー、趣味・教養、学習教材など、スタート時には約300タイトルを準備し、以後毎月約40タイトルを追加していく。日立が所有・保管する旧岩波映画約4,000タイトルも含まれる。 配信サーバーおよびデジタルデータの運営・管理を日立が、図書館との窓口を日本図書館協会が行い、共同で会員加入募集や問合せ対応にあたる。また、コンテンツラインアップの編成はギャガ・クロスメディアが協力し、日本図書館協会が行う。 関連記事 最新トップニュース
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