次期 Linux カーネル、最新テスト版がリリースLinux の生みの親 Linus Torvalds 氏は27日、メンテナーの Andrew Morton 氏と共同で開発している次期 Linux カーネルのテスト版をリリースした。
今回公開された『Linux 2.6』カーネルの『test9』バージョンは、もっぱらエンタープライズレベルでの利用を念頭に開発されたもので、www.kernel.org からダウンロードできる。 2.6 カーネルでは正式リリースに向けて一連のテストバージョンが発表されており、test9 はその最新版にあたる。Torvalds 氏はフィンランドの大学生だった1991年に Linux を開発し、その後チップメーカーの Transmeta (NASDAQ:TMTA) で重要ポストについていたが、今年に入って Linux カーネルの仕事に専念するため同社を離れている。Torvalds 氏と Morton 氏による初のテスト版は7月にリリースされ、このバージョンで POSIX やスレッドインタフェースなどの安定した API が確立した。 Torvalds、Morton の両氏は、エンタープライズ向け Linux の採用促進を目的とする非営利団体 Open Source Development Labs (OSDL) でカーネルの開発にあたっている。 最新テスト版の発表に際して、OSDL は Linux の主要顧客や独立系ソフトウェアベンダー、大手システムプロバイダに対し、次期カーネルの正式リリースに備えた動作検証や機能拡張には test9 バージョンを利用するよう呼びかけた。OSDL のフェロー職にある Torvalds 氏自身も27日に声明を発表し、同じ呼びかけを行なっている。 「大企業やソフトウェアベンダーには、今こそカーネルを鍛え上げる作業に加わってほしい。彼らのアイデアを最終リリース版に反映させたい。これが最後の大きなチャンスだ」 関連記事 最新トップニュース
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