![]() ![]() ![]() ![]() Intel、新『Itanium 2』の強化内容を明らかにこの記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20031117/11.html
著者:Amy Newman
海外internet.com発の記事
Intel は14日、2005年に出荷予定の『Itanium 2』プロセッサ新モデル『Montecito』の強化内容を明らかにした。Itanium 2 Worldwide Ramp のディレクター Lisa Hambrick Graff 氏によると、Montecito はマルチスレッドとマルチコアに対応し、24MB の3次キャッシュを搭載するという。現行の Madison は、6MB の3次キャッシュを持つ。
Montecito は単一のチップ上に10億個を超えるトランジスタを搭載しており、同社がこれまでに開発したプロセッサの中で最も高密度になるという。また90ナノプロセス技術を採用し、ほかの Itanium 2 搭載システムとの互換性もある。 In-Stat/MDR の上級アナリスト、Kevin Krewell 氏は今回の発表を、「サーバー用途プロセッサ設計の重要なトレンド、つまりチップレベルのマルチプロセッサを強調するものだ。これほど早く Itanium のコアをマルチスレッド対応にするというのは、相当に大きな成果といえる。Itanium のコアには、マルチスレッドを追加するときに考慮しなければならない、非常に大きなレジスタセットがある。デュアルスレッドのコアが2つある Montecito は、ソフトウェア側から見れば4個のプロセッサと同じことだ」と述べた。 さらに同氏は、「Intel が2005年に Montecito を発売できれば、Sun のデュアルコアプロセッサ UltraSPARC IV より優位に立てる。UltraSPARC IV はデュアルコアだが、それぞれのコアはシングルスレッドだ。SPARC や IBM の Power などの RISC プロセッサを上回るとまでは言わないにしても、この点は Itanium のアーキテクチャがスケーラビリティを持つという証になるとIntel は考えている」と語った。 マルチスレッドマルチコア化は Intel にとっては大きな前進といえるが、プロセッサの世界では革新的なコンセプトではない。Krewell 氏も IBM の『Power 5』ではデュアルスレッドのコアを2つ単一のダイ上に配置し、2004年にはシステムに搭載して出荷する見込みと述べ、2005年の時点でもまだ Intel は IBM の後塵を拝するわけだが、Sun には追いつけるかもしれないとの見解を示した。 |