Macromedia (NASDAQ:MACR) と America Online (AOL) は19日、ソルトレークシティで開催している『Macromedia MAX 2003』会議の席上で、戦略的提携を結んだと発表した。
同提携により、Macromedia の新しいアプリケーション運用環境『Central』で配信する『Flash』ベースのアプリケーションを開発する際、AOL のインスタントメッセージ (IM) サービス『AOL Instant Messenger』(AIM) および『ICQ』の IM 機能やプレゼンス確認機能を統合することが可能になる。すなわち Central を用いれば、AIM/ICQ の IM 機能やプレゼンス確認機能の API を利用する企業/個人向けアプリケーションを開発し、販売できるようになるということだ。
無償で提供するソフトウェア開発キットの初版は、来年第1四半期にリリースの予定で、基本的な IM 機能およびプレゼンス確認機能を提供する。AIM や ICQ の基本機能以外の面については、後継バージョンで対応する。
Central で AIM/ICQ の API が利用できるようになるということは、Macromedia にとってもメリットが大きい。すなわち、独立系開発者が同 API を正式に使えるプラットフォームは、Central が初めてという点だ。これまで独立系開発者は、AIM の『OSCAR』プロトコルを無断で使用していたため、AOL による接続規制などの措置対象になっていたからだ。