japan.internet.com
japan.internet.com メンバーID
Twitter
Facebook
RSS
ピックアップ
2003年11月27日 00:00

『IE』の重大な脆弱性、メーリングリストで公開

著者Ryan Naraineオリジナル版を読む海外海外発
Microsoft (NASDAQ:MSFT) のブラウザ製品『Internet Explorer (IE)』に、システム乗っ取りにつながる5つの重大な脆弱性があるとする警告を、中国人のセキュリティ研究者が25日に発した。

Liu Die Yu 氏は同脆弱性の詳細と実施例を、メーリングリスト『Bugtraq』上で公表した。同脆弱性を悪用すれば、システムアクセス、重要情報の流出、クロスサイトスクリプティング、セキュリティ機構の回避が可能という。

Yu 氏は同脆弱性が悪用可能だと示すための実例も、参加者の多い同メーリングリスト上で公開した。同氏によると、問題の脆弱性は IE 5.0/IE 5.5/IE 6.0に存在するという。

独立系セキュリティコンサルタント会社 Secunia は、同脆弱性の深刻度を「極めて重大」とし、Microsoft が対応するまで回避策として、アクティブスクリプトを無効にするよう IE ユーザーに勧めている。

同脆弱性は、「mhtml:」の URI ハンドラを使ったリダイレクト機能に関連している。Yu 氏によると、通常は「インターネット」ゾーンの Web ページからローカルファイルにアクセスできないが、同脆弱性を悪用することでそのセキュリティ機構を回避し得るという。

また Yu 氏は、リダイレクト機能が、ユーザーのシステム上に悪意のあるファイルをダウンロードして実行するのにも悪用されるおそれがあると述べた。ただし悪用が成功するには、スクリプトコードをローカルのセキュリティゾーンで実行する必要があるという。

Yu 氏は警告の中で、Web ページがサブフレームを含む場合、他の Web ページに関連付けたセキュリティゾーンで、スクリプトコードを実行できてしまうクロスサイトスクリプティング脆弱性の存在についても触れている。

Microsoft は現在、毎月第2火曜日にセキュリティ情報と修正プログラムを定期的に公開する体制をとっている。ただし脆弱性を悪用するコードが実際に出回って、大きな被害が出ている場合には、臨時にでも修正プログラムを公開すると、同社は述べていた。

脆弱性利用の実施例を Yu 氏が公開したことについて、Microsoft からコメントを得ることはできなかった。

関連テーマ
プリンター用
記事を転送
この記事をクリップ!
【特別連載企画】大艦巨砲主義にして卓越したレスポンス--GALAXY S II WiMAX
【特別連載企画】大艦巨砲主義にして卓越したレスポンス--GALAXY S II WiMAX 1月20日より販売が開始されたサムスン製スマートフォン「GALAXY S II WiMAX」。カタログスペックでは、他メーカーのハイエンド機と同じように見えても、実際に使うと卓越したレスポンスに驚かされる。
⇒詳細記事はこちら
⇒連載記事一覧はこちら
注目のトピックス
最新コラム一覧
百式のネットビジネス研究
百式のネットビジネス研究
次のフライトでお好みの座席が空いたら教えてくれる「Expert Flyer」
アウンのグローバルマーケティング動向
アウンのグローバルマーケティング動向
Web プロモーションにおいて大切なこと―年度末編―
週刊-サイト別アクセス状況データ
週刊-サイト別アクセス状況データ
12月の主婦層、ベルメゾンが首位を維持(VRI 調査)
多言語×Web×海外マーケティング情報
多言語×Web×海外マーケティング情報
海外発、注目 AR プロモーション
エンジニア転職ノウハウ開発室
エンジニア転職ノウハウ開発室
楽天が目指す変革──Globalization、Agile、Big Data
中国・台湾ネットビジネス情報最前線
中国・台湾ネットビジネス情報最前線
中国から Web を見てもらいたいならば
マーケティングに活用できる最新トレンド
マーケティングに活用できる最新トレンド
改めて、「導線」最適化に目を向ける
次世代マーケティングチェーンの視点
次世代マーケティングチェーンの視点
ソーシャル時代における BtoC 型 Eコマース成功のポイント
Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.