japan.internet.com
テクノロジー2003年12月5日 00:00
文字サイズ文字サイズ小文字サイズ中文字サイズ大

『Yahoo! Messenger』に新たな脆弱性

この記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20031205/12.html
著者:Christopher Saunders
海外internet.com発の記事
インターネットセキュリティ専門家が、『Yahoo! Messenger』に新たな脆弱性を発見した。ユーザーのコンピュータがクラッカーによって遠隔操作される恐れがあるという。Yahoo! Messenger は、Web ポータルおよび公衆インスタントメッセージング (IM) 大手の Yahoo! (NASDAQ:YHOO) が提供しているインスタントメッセージ (IM) サービス。今回の脆弱性は、バッファオーバーフロー エラーに起因するものだ。

これを受け、Yahoo! は3日夕方、セキュリティパッチ (修正プログラム) をリリースした。この脆弱性を最初に発見したのは、セキュリティ専門会社 Sentry Union の Tri Huynh 氏で、当初その情報を少数のセキュリティ対策企業およびメーリングリストにのみ送った。その後、デンマークの IT セキュリティサービス会社 Secunia がこの脆弱性を確認し、利用者の多い Web 通知や Eメール通知を介して警告を広めた。

問題のバッファオーバーフロー エラーは、Yahoo! Messenger のソフトウェアに搭載された ActiveX コンポーネント内で起きるもの。「yauto.dll」と呼ばれるファイル内のある機能が極端に長い引数 ── Web ページの URL の形をとることが多い ── を受けることが引き金になる。

このエラーが発生すると、Web サイト製作者がユーザーのシステム上でプログラムを実行できるようになる。

Secunia は、リポートの中で想定される攻撃シナリオを概説している。そのひとつは、攻撃者が Yahoo! Messenger のユーザーをだまして、自分が予め作っていた Web ページをブラウザで表示するよう誘導し、そこで悪意のコードが仕組まれたハイパーリンクをクリックさせるというものだ。

Secunia は、今回の脆弱性を遠隔操作が可能な欠陥が存在するとして『極めて重大』と位置付けているが、今のところこの脆弱性を悪用した攻撃の報告はないという。一方、Yahoo! は、この欠陥の影響が及ぶ範囲について、Yahoo! Messenger ユーザーのうち「極めて小さい」割合に過ぎないはずだと述べている。
japan.internet.comのウエブサイトの内容は全て、国際法、日本国内法の定める著作権法並びに商標法の規定によって保護されており、その知的財産権、著作権、商標の所有者はインターネットコム株式会社、インターネットコム株式会社の関連会社または第三者にあたる権利者となっています。
本サイトの全てのコンテンツ、テキスト、グラフィック、写真、表、グラフ、音声、動画などに関して、その一部または全部を、japan.internet.comの許諾なしに、変更、複製、再出版、アップロード、掲示、転送、配布、さらには、社内LAN、メーリングリストなどにおいて共有することはできません。
ただし、コンテンツの著作権又は所有権情報を変更あるいは削除せず、利用者自身の個人的かつ非商業的な利用目的に限ってのみ、本サイトのコンテンツをプリント、ダウンロードすることは認められています。

Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.