Webテクノロジー 2003年12月11日 00:00

Oracle、『Application Server 10g』を発売

著者: Jim Wagner  オリジナル版を読む
2003年12月11日 00:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

Oracle (NASDAQ:ORCL) は9日、初のグリッド環境用ミドルウェア『Oracle Application Server 10g』を正式発売したと発表した。

同社は、今年9月に開催した OracleWorld で同製品を初披露し、『Oracle Database 10g』とともに年内の提供開始を約していた。

Oracle 開発陣は、同製品のお披露目に先立って6か月間にわたる試験を行なうなど、かなりの時間を注ぎ込んできた。同製品は『Oracle Application Server 9i』に比べ、アプリケーション、企業間アプリケーション、社内業務、Web サービスなどの統合面を強化している。

同製品では、Web Services Interoperability (WS-I) の最新の標準に完全対応するなど、標準化により力を入れた内容となっている。WS-I は、Web サービスを配備する際、安全な統合を実現するための規格などを提供している。

さて同製品と競合製品の違いについてだが、Oracle によると、同製品は『JBoss Application Server』や Sun が無償配布しているアプリケーションサーバーに比べ、ずっと高度な製品という。

同社は、「Sun や JBoss は実際のところ、アプリケーション運用プラットホームの基礎として J2EE アプリケーションサーバーを提供しているに過ぎない。一方、当社がいうところのアプリケーションサーバー プラットフォームとは、完全なミドルウェア プラットフォームのことを指しており、一般に J2EE アプリケーションサーバーと呼ぶものとは異なる。また当社は非常に高度な開発ツール『JDeveloper』を有しているが、JBoss 製品には欠けている。実際のところ、JBoss 製品で運用するアプリケーションの開発にも使われている」とし、むしろ競合するのは IBM や BEA Systems の製品と捉えている。

Oracle Application Server 10g は3種の版がある。各版とライセンス価格を挙げると、『Java Edition』はプロセッサ毎のライセンス価格が5000ドル、ユーザー数に応じるタイプのライセンス『Named User Plus』の場合は、1ユーザーあたり100ドル。『Standard Edition』はプロセッサ単位のライセンスが1万ドル、ユーザー単位のライセンスは200ドル。『Enterprise Edition』はプロセッサあたり2万ドル、ユーザーあたり400ドルとなっている。プロセッサ単位のライセンスにするか、ユーザー単位のライセンスにするかは、自由に選択できる。



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