米航空宇宙局 (NASA) 関連 Web サイトのうち13サイトが17日、イラク戦争に反対するブラジルのグループにクラックされたとの情報を、クラッキングを監視している2つ機関が別々に明らかにした。
事件を伝えたのは、デジタルリスク管理会社 mi2g とクラッキング監視機関 Zone-H。それによると、ブッシュ米大統領が3万4000人の観衆と共にライト兄弟の動力飛行100周年を祝う記念式典に臨んでいた同じ日 (17日)、「DRWXR」を自称するブラジルのグループが NASA の Web サイトを改竄 (かいざん) したという。
Zone-H のサイト自身も、18日に機能停止状態に陥った。同機関が NASA サイトのクラッキング事件を伝えたこととこの機能停止に関係があるのか確認を試みたが、本記事の締め切りまでに担当者と連絡がつかなかった。
mi2g の広報担当者によると、同社サイトは攻撃を受けていないという。
クラックされた NASA のオンラインサーバーは、Computing, Information and communications Technology Program (CICT)、Advanced Supercomputing Division、Information Power Grid (IPG)、NASA Research & Education Network (NREN) などの部門に属するものだ。
NASA のメインサイト (www.nasa.gov) は攻撃をまぬがれた模様で、本原稿を執筆中の18日には閲覧できた。