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Apple、最新版 Safari ブラウザを Panther 用として提供ブラウザ市場シェアの拡大を目指すApple Computer (NASDAQ:AAPL) は、『Safari』ブラウザ最新版の提供を開始した。ただし最新版を利用するには、『Mac OS X』 自体もバージョン10.3 にアップグレードする必要がある。
Safari の最新版 (バージョン1.2) では、パスワード認証システムに加えて、認証機関が発行する個人証明を採用した Web サイトへの対応を実現している。 また Safari 1.2 は、JavaScript と Java アプレット間の橋渡しとなる『LiveConnect』を実装し、ブラウザと Java アプレット間の双方向通信を用いている Web サイトが利用できるようになった。なお、LiveConnect の使用には、無料配布している Java 1.4.2 へのアップグレードが必要となる。 Safari 1.2 はこれまでと同様に、オープンソースプロジェクトの KDE が開発した HTML 描画エンジン『KHTML』をベースに開発している。新たに加わった複数の新機能のうち、注目すべきは、ユーザー認証情報などを保管する Mac OS X のキーチェーンとの連携で、Java アプレットによる認証情報も、キーチェーン機能で一元化できる。最新版は現在、Apple の Web サイトで無料配布しているほか、同社の自動更新サービス『ソフトウェア アップデート』を通じてアップグレードすることもできる。 Apple はこのほか、Mac OS X のアプリケーション開発者が自作アプリケーション内で HTML 表示に利用するための、Safari 描画エンジン『Web Kit』も提供している。 Safari 1.2 はいくつもの魅力的な新機能を搭載し利便性も高めているが、Mac OS X バージョン10.3 (開発コード名 Panther) が必要となる。つまり、つい最近まで最新版だった OS X バージョン10.2 系列 (開発コード名 Jaguar) のユーザーは、Panther へのアップグレード (もちろんお金がかかる) が前提となる。普及への足かせという意味で、新版 Safari のマイナス要素をあえて挙げるとすれば、この点といえなくもない。 Apple では、既存ユーザーに OS X、特に Panther プラットフォームへのアップグレードを強く促している。1月にサンフランシスコで開催した『Macworld Conference and Expo』で同社 CEO の Steve Jobs 氏は、OS X 用アプケーションの数を1万、ユーザー数を1000万人とする目標に向けて、順調に進んでいると述べている。 関連記事 最新トップニュース
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