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2009年7月4日
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Webテクノロジー2004年2月5日 00:00

3分で理解する Blog (3)

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前回はメタデータである RSS について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。今回は、このコラムのテーマである Web テクノロジーから若干離れますが、ニュースなど情報の読み手側の立場で、Blog から有用な情報をどのような手段で収集し、有効活用するかについてまとめてみました。

■ レアな情報を入手する

インターネットでサービスを行っている、いわゆる情報ポータルサイトのほとんどは、それぞれの専門分野に特化したニュース記事を Web サイト上に掲載すると共にニューズレターのメール配信サービスを行っています。

インターネットの普及した現在、このような様々な分野のニュース記事は極めて重要な情報源となっています。しかしながらこれらの情報は企業の流したプレスリリースや、メディアの取材によるものであり、オフィシャルなニュース記事が殆どです。

これに対して、Blog で発信される情報は情報発信元がインターネット上のメディアを含むマスメディアに発表前のレアな情報や、時折インサイド情報が発信されているので、より早く情報を入手することができます。では、このような有益な情報をどのような手段で入手できるのかを見ていきましょう。

■ オピニオンリーダーから情報を得る

オピニオンリーダーというキーワードは古くからありますが、 Blog の浸透によりメディアを介さない活躍の場がオピニオンリーダーに与えられました。つまり情報の発信元であるオピニオンリーダーは、編集部あるいはメディアの制約なしに Blog により意見や見解などの情報発信を行えることが実現されたのです。

もちろんこれまでの Web サイト でも情報を発信できましたが、Web サイトに情報を掲載するにはページ管理、リンク管理などのコンテンツのマネジメントや HTML の知識が必要でした。

ところが Blog での情報発信は、Blog ツール自体がコンテンツ マネジメントの機能を持つことから、HTML などの知識は殆ど必要とせず、情報発信が簡単に行えるので、オピニオンリーダーは自ら発信する情報コンテンツの執筆に集中できます。

米国を例に取ると、元 Apple のマーケティング ディレクターでジャーナリストである Chris Gulkerの "Gulker.com" や mozilla の開発者である David Hyatt の "Surfin’ Safari"などは Blog を利用し古くから有益な情報発信を行っています。また、ご存じ Movable Type/TypePad の開発者である米国 Six Apart 社の Trott 夫妻もココログで "Trott Weblog" を公開しています。

日本のオピニオンリーダーに目を向けると、Nifty の古河さんlivedoor の堀江さんExcite の山村さんなど、Blog の ASP サービスを行っている企業のトップを中心として、IT ビジョナリストによる Blog が広がりを見せています。ネットエイジの西川も情熱起業列島と題して Blog で情報発信を始めました。

また、Six Apart に出資しているベンチャーキャピタルのネオテニーはコーポレートサイトを Blog サイトとして運営しており、Blog プレーヤーのアイデンティティーを主張しています。

このような、オピニオンリーダーが発信している情報は、その業界に関係している方々やアントレプレナー、場合によっては証券アナリストの方々には極めて有用な情報となっています。今後さらなる広がりが期待され、各業界のオピニオンリーダーが独自の意見や見識をタイムリーに情報発信していくこととなりそうです。

■ Blog サーフィンを行う

前々回で簡単にふれていますが、日本でもポータルサイトや ISP などが昨年末から Blog サービス開始しています。

記憶の新しいところでは、つい先日 Excite も Blog サービスを始めました。このように Blog による情報発信が誰でも簡単に環境が整った現在、 Blog から発信される情報は日々増大しています。

それらの情報の中から必要な情報を収集するには、自分の関心領域に一致する Blog サイトの検索やキーワードによる情報収集を行い、さらに収集した情報を整理する必要があります。

キーワードを基にした情報を収集するには、Blog コンテンツの検索サイトなどを活用する方法があります。Blog サイトあるいは Blog コンテンツ検索サービスには、登録された Blog サイトを定期的に巡回し、アップデートされた情報をアーカイブしている "BLOGNAVI" や、日本国内で組織されている RSS を Feed 単位/記事単位で収集しアーカイブしている "Bulkfeeds: RSS Directory & Search" さらには、ディレクトリー単位で情報をアーカイブしている "MyBlog Japan" などから検索を行い、必要な情報を収集することができます。

また、自らが Blog サイトをサーフィンし情報を収集するユニークな方法として、CNET Japan で Blog を執筆している梅田望夫さんによる「毎朝必ず目を通す情報源」を引用します。

関心領域が近い頻繁に更新されて質の高い Blog を75個ほど。それ以上はなかなか毎日見られないので、「BLOG 一軍」「BLOG 二軍」「BLOG 三軍」と名をつけた「お気に入り」のフォルダーを用意して入れ替え戦を始終やり「BLOG 一軍」を75個前後に保つようにしている。
この方法は極めて有効的であり、短時間に情報を入手整理できるのでみなさんもお試しください。

さらに、"はてなアンテナ"や"Seesaa BLOG"はプッシュ型のサービスを行っています。自分の関心ある Blog サイトをあらかじめ登録しておくことにより、登録した Blog サイトのコンテンツが更新された際に更新情報のサマリーをメールにて配信するサービスであり非常に役立ちます。

登録するサイトはいわゆる「BLOG 一軍」のみとし、最小限にとどめるのが、収集した情報を選別するポイントになると思います。

■ RSS 検索エンジンの今後

"3分で理解する"と題しながらも幾分長くなりましたが、Blog から情報を収集する方法を簡単に見てきました。今回ご紹介した情報収集の方法が Blog サイトからの情報収集を行う際に、少しでもお役に立てればと思います。サーチエンジン最大手の Google も RSS を基にした検索サービス本格的に始めそうな様相を呈しています。Blog サイトあるいは Blog コンテンツの情報検索サービスは今後拡大していくことは間違いないでしょう。

(執筆:後藤 康成)




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