AOL、ビデオチャット付き AIM 最新版を公開America Online (AOL) は5日、最新版となる『AOL Instant Messenger (AIM) 5.5』を正式リリースした。待望のビデオチャット機能『Live Video IM』を搭載しており、Apple Computer (NASDAQ:AAPL) の『iChat AV』最新版との完全互換性も備えている。
AIM 5.5 の新機能の目玉、Live Video IM の搭載は、米連邦通信委員会 (FCC) が AOL (NYSE:TWX) に課していた、ビデオ会議などの先進ブロードバンド IM サービスに対する規制解除を受けてようやく実現に至ったという経緯がある。FCC は2001年、AOL と Time Warner 合併の条件として、合併により生じる莫大なネットワーク資産を独占的に運用し、たとえばビデオ会議のような「先進的な IM ベースの高速サービス」で競争性を阻害してはならないとの規制を課していた。 FCC からの規制解除から数か月、AOL はまずベータ版をリリースし、新設した出会い系サイトの『Love.com』に接続することで、2人の AIM ユーザー同士がビデオ会議セッションを開ける機能を提供していた。チャット中にビデオアイコンをクリックすると、テキスト IM ウインドウの横に小さなビデオウインドウが現れる。自分のカメラ出力と対話相手の映像をタブ方式で切り替えて表示できるが、両方同時に表示することもできる。 Live Video IM 機能の利用には、OS が『Windows XP』で、『Microsoft RTC 1.2 Libraries』を導入した環境が条件となる。 また Live Video IM は、Apple の最新ビデオ会議ソフト iChat AV 2.1 (現在はパブリックベータ段階) と完全互換性を備えている。iChat AV と AIM は、これまでもテキストベースのチャット機能で、互換性を備えていたが、最新版では高品質のビデオ機能でも相互に通信できるようになった。 iChat AV を最新版にアップグレードした Mac ユーザーは、AIM 5.5のユーザーとビデオセッションを楽しむことができる (iChat AV では、iChat 同士での通信に Session Initiation Protocol (SIP) を使用しているが、AIM 5.5 との通信には用いていない)。AOL の広報担当者は AIM 5.5 のリリースに先立ち、AIM と iChat AV の相互運用性についてコメントを拒否していた。 関連記事 最新トップニュース
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