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テクノロジー2004年2月12日 00:00
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NTT 未来ねっと研と東大、イリノイ大がフローベースルーティングでデモ

この記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20040212/2.html
著者:japan.internet.com 編集部
国内internet.com発の記事
Caspian Networks は2004年2月10日、 日本電信電話株式会社(NTT)の研究事業部門である NTT 未来ねっと研究所、 イリノイ大学シカゴ校(UIC)、 東京大学が、 最新のフローベースルーティング技術を用いた IP ネットワーク輻輳制御機能のデモンストレーションを共同で行った、と発表した。

デモンストレーションは、 UIC のエレクトロニック ビジュアライゼーション ラボラトリ(EVL)主催の「ON*VECTOR アドバンス ネットワーキング ワークショップ」で行われた。

ワークショップでは、NTT 未来ねっと研究所、 UIC/EVL、東京大学が共同で行っている IP ネットワークのサービス品質(QoS)改善とサービスモデルの向上を目指した、 フローベース ネットワーク技術に関する研究結果が発表された。

NTT は、このワークショップで同社の MaXimal Queuing(MXQ)アルゴリズムを公開、 利用頻度の高いネットワークで輻輳を効果的に防ぐことができることを示した。

実験には、Caspian と NTT コミュニケーションズ(NTT Com)が技術協力しており、 EVL が開発した高性能のコンピューティング/ネットワーキング/ビジュアライゼーションなどのインフラストラクチャを使用する際の、 フローベースネットワークの実験データを収集している。

デモンストレーションではEVL の TeraVision を使い、 3つの高解像ビデオを超高精細マルチスクリーンにストリーミング配信する一方、 MXQ 対応のネットワーク上で Access Grid がテレビ会議システムを配信した。 従来の IP/MPLS ルータを使用した場合、 ネットワーク輻輳時の信号劣化があったが、 NTT の MXQ アルゴリズムを組み込んだ Caspian のフローベースルータ「Apeiro」使用では、輻輳は認められなかった。

従来の IP/MPLS ネットワークではパケットは1つずつ送信されるが、 フローを使用するネットワークでは、 関連するパケットはひとまとめに送信される。 フローベースのルーティングにもとづいて得られたデータは、 フローの長さ、転送速度、遅延変動などの要素でメリットがある。

今回の実験では、 EVL のTeraVision PC システムと GeoWall-2 タイルビデオディスプレイを、 Caspian のルータを介して光ネットワークで接続した。 複数のグラフィックソースからの画像は、 テラビジョンにリアルタイムでデジタル化され、 10Gbps の光 LAN 接続で GeoWall-2 ディスプレイにストリーミングされた。 NTT Com が実験的に開発した研究ネットワーク GEMnet を使用、 EVL にある複数のアクセスグリッドノードを StarLight を介して、 横須賀 の NTT 未来ねっと研究所と東京大学のアクセスグリッドノードに接続した。

さらに、東京大学と Caspian は、 P2P トラフィックの検知・制御や、 サービス拒否(DoS)攻撃の防止など、 フローベースネットワーキングの利点を示すデモンストレーションを行った。

このワークショップには、 UIC、NTT 未来ねっと研究所、NTT アメリカ、 NTT Com、東京大学、Caspian、 ノースウエスタン大学、アルゴンヌ国立研究所が参加した。
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