Microsoft (NASDAQ:MSFT) が、ウイルスの蔓延を食い止めるべく、ベータテスト中の『Windows XP』用 Service Pack 2 (SP2) に、新たにウイルススキャン機能を盛り込んだ。同機能は2004年半ばリリースの最終製品版に搭載予定。
ウイルススキャン機能の追加は、ウイルス、ワーム、トロイの木馬、およびクラッカーを阻止しようと、Microsoft が『Windows Security Center』イニシアティブの一環として進めている OS 強化策の1つだ。
SP2 の新セキュリティ機能は、Microsoft 会長の Bill Gates 氏が24日、『RSA Conference』の基調講演で披露したもの。同社はまた、SP2 のセキュリティ機能を最大限に活用できるよう支援するオンライントレーニングを無料で提供するという。同社が Windows サービスパックのリリースに伴ってトレーニングを提供するのはこれが初めてだ。
しかし、これを受けて Microsoft に批判的な人々は警戒を強めている。Microsoft はかつて、『Internet Explorer』を Windows OS のデフォルト Web ブラウザとすることでブラウザ市場の独占的な地位を獲得し、そのために4年にわたって米司法省と反トラスト法訴訟を戦った経緯があるからだ。
Microsoft はまた、Windows に同社のメディアプレーヤーをバンドルしたことで、欧州連合 (EU) にも独占禁止法違反を指摘されている。