Webテクノロジー 2004年2月25日 00:00

免疫反応を模したセキュリティサービス、HP が発表

著者: Susan Kuchinskas  オリジナル版を読む
2004年2月25日 00:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

Hewlett-Packard (NYSE:HPQ) は、サンフランシスコで開催中の『RSA Conference』(2月23日-27日) で、新しいセキュリティサービス『Active Countermeasures』と『Virus Throttler』を発表した。総体的アプローチによってネットワークおよびそれに接続された機器を保護するサービスだという。

1つ目の Active Countermeasures は、病原菌侵入に対する人体の免疫反応をモデルにしたもの。コンピュータ緊急事態対策チーム (CERT) などのセキュリティ監視組織が発する最新のセキュリティ勧告に基づいて定期的に脆弱性の分析を行ない、脅威の優先順位をつけ、脆弱性を抱えるマシンをネットワーク上で探して、自動的に防止策を展開する。

「(このサービスには) クラッカーが [悪意のある] コードをマシンに送り込むのに使うものと同じ経路を使う」と、HP Labs の著名科学技術者 Joe Pato 氏は説明する。同氏によると、その経路を介して、脅威に対抗する一種のワクチンをコードの形で供給。その対抗策は、組織が予め設定したポリシーによって決まり、それには危険が迫っているマシン上に警告を表示することから、自動的にネットワークから隔離することまで、幅広いものだという。

もう1つの Virus Throttler は、サービス不能化 (DoS) 攻撃を、人間が対応可能な時間スケールにまで減速するツールだ。Virus Throttler は、ネットワーク上で休みなく稼働し、マシン間接続スピードを監視して、一定時間内の新規接続数を制限する。

Virus Throttler および Active Countermeasures は発表こそされたが、まだ市場には出ていない。Pato 氏によれば、HP は両サービスを過去2年半以上にわたって開発し、社内で使ってきたもの。現在は顧客数社とテスト運用を始めた段階で、年末までに正式サービスとして提供できる見込みだという。



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