サーバー市場の回復傾向、いよいよ本物か?Linux ベースのサーバー市場が急成長していることを示す、複数の調査報告が挙がっている。Linux サーバーの売上が、2003年の第4四半期にサーバー市場全体の好調ぶりの中でも驚くほどの伸びを見せたという。
IDC が四半期ごとに発行している『Worldwide Quarterly Server Tracker』によると、Linux サーバーは2003年第4四半期、9億6000万ドルを売上げ、前年同期に比べて63.1%と大きく伸びたという。出荷台数の伸びも前年同期比で52.5%増となった。 IDC の調査担当副社長 Jean S. Bozman 氏はこの結果について、「Linux サーバーは IT 関連顧客のコンピュータ運用基盤で、重要な役割を担いつつある」ことを示すものとし、「エッジサービスと Web 主体の業務用途を端に、今や高性能コンピューティングや商用サービスにまで利用が広がっている」と述べた。 Gartner Group も IDC の発表と前後して、同様の傾向を示す調査結果を発表している。 2003年第4四半期のサーバー全体の売上規模は、IDC が137億ドルとしているのに対し、Gartner の調査では134億ドルとやや控えめだ。いずれの調査でも、サーバー売上規模が、3四半期連続して増加したことが明らかになった。また IDC によると、主要なカテゴリーのすべてで売上が増加したのは、2001年以降はじめてという。 メーカー別に見ると、両調査ともに首位は依然 IBM (NYSE:IBM) で、Gartner の調査では、2003年の同社のサーバー売上は前年より10億ドル増加して148億ドルだったという。IDC の調査でも、IBM はサーバー市場全体の通期売上シェア31.6%と首位になっている。第4四半期だけをみても、IBM の出荷額シェアは37.9%で、2002年第4四半期から17.7ポイントの増加となっている。同社は IBM の伸びについて、『OS/390』の出荷数が33%の伸びを示したことを一因に挙げている。 また IDC は、『x86』サーバー市場が、出荷額で15%出荷台数で23%と、著しい成長を遂げたとしている。『Windows OS』サーバー市場も同じく好調で、第4四半期の売上規模は39億ドルとなり、出荷額シェアはサーバー市場全体の31.7%となった。 関連記事 最新トップニュース
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