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2004年3月4日 00:00

ISMA、『MPEG-4』用 DRM 仕様をリリース

著者Ryan Naraineオリジナル版を読む海外海外発
非営利の標準化団体 Internet Streaming Media Alliance (ISMA) は3日、ストリーミングメディア配信に関して標準に基づく技術の採用を促進するべく、新たにコンテンツ保護仕様をリリースした。これは、エンコーダー、ストリーミングサーバー、およびメディアプレーヤー間の相互運用性を規定するものだ。

ISMA によると、この新仕様『Encryption and Authentication Specification v.1.0』は、2001年発表の中核仕様『ISMA Specification 1.0』を基礎として、その上に IP ネットワーク上での安全なコンテンツ配信を実現するためのフレームワークを定めたもの。実質的には、デジタルメディア配信の標準規格『MPEG-4』用に、合法的なデジタル著作権管理 (DRM) 仕様が追加されたことになる。

これまでは、MPEG-4 形式で配信されるマルチメディアコンテンツを保護する DRM 機能がなく、MPEG-4 の普及を推進する MPEG LA にとって非常に大きな問題となっていた。MPEG LA は、MPEG-4 関連の特許保有者を代表するライセンス機関。このたび暗号化と認証の仕様が新しくリリースされたことは、MPEG-4 の大規模な普及に弾みをつけるものと見られている。

Time Warner、Apple Computer、Envivio、Sony、および Sun Microsystems などをメンバーに擁する ISMA では、この仕様が、異なるキーと著作権管理技術、およびライセンスを受けたコンテンツ保護機器の3つを融合した、ストリーミングメディアとファイルダウンロードのための完全な暗号スキームを設定するものと考えている。

今回リリースされた仕様は、簡略なインターフェースを用いたモジュール型のアプローチを採用しており、『MPEG-2』や『Advanced Video Codec (あるいは H.264)』などの様々なコーデックが使用可能となっている。暗号化アルゴリズムについても同様で、ISMA によると、鍵長128ビットの『AES』(Advanced Encryption Standard) をデフォルトに設定してはいるが、より強力な暗号化技術が必要な場合は容易に追加できるという。

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