新 IM 製品は、セッション制御プロトコルに『XMPP (Extensible Messaging and Presence Protocol)』を用いるという。IM 製品全般としては、IP テレフォニーサービスに用いる SIP を、IM サービス用に拡張したプロトコル『SIMPLE (SIP for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions)』を採用する例が多い。しかし Sunkara 氏は、SIMPLE プロトコルと互換性を持たせるアダプタを、同社が作成する可能性はあるとしている。
また同氏は、新 IM 製品がデスクトップパソコンやノートパソコン、PDA、インターネット対応電話機など幅広い機器で利用でき、Windows/Linux/Macintosh といった各ソフトウェアプラットフォームにも対応すると述べた。
企業顧客は、IM 環境が実現するプレゼンス機能 (ユーザーのネットワーク接続状態や所在情報を示す) やコラボレーション機能は、セキュリティさえ向上すれば、業務面での価値があることに気付き始めている。また、米連邦当局が商取引および金融サービス企業に対し、書類や Eメールのほかに IM によるメッセージのログについても、保管を義務付けているため、企業が高性能な IM プラットフォームへの移行や導入を検討していることも、Oracle の新製品の後押しになるといえる。