NII と日本テレコム、GMPLS ベース光パスネットワーク障害回復実験文部科学省国立情報学研究所(NII)と日本テレコム株式会社は2004年3月17日、
GMPLS ベースで全光パスリルーティング実験を行い、
これに成功した、と発表した。
この実証実験は、 NII と日本テレコムが2002年1月から行っている学術情報ネットワーク研究開発の一貫。 機器ベンダーの沖電気工業株式会社、シスコシステムズ株式会社、 三菱電機株式会社が参加した。 次世代ネットワークの制御技術として研究されている GMPLS(Generalized Multi-Protocol Label Switching)プロトコルで、 ルータ、全光クロスコネクト装置(PXC:Photonic Cross-Connect)、波長多重伝送装置(WDM)が装置間で協調動作を行うことができることを確認、 GMPLS プロトコルによる全光パスリルーティング動作を世界で初めて(同社による)実証した。 次世代の全光ネットワークでは、 ユーザー端末機器間でエンド−エンドのパスを動的に構成できるようになるが、 そのようなネットワークで伝送路障害が発生した場合の障害回復技術のひとつ、 光パスリルーティングで、 パスに障害が発生した場合に、 障害発生箇所を避けるように自動的にエンド−エンドのパスを再構成できるようになる。 このパスの再構成には GMPLS プロトコルが用いられる。 この実験は、 国内ベンダーのみならず海外ベンダーとも GMPLS プロトコルの相互接続性を実証し、全光リルーティングの動作を確認した点で意義がある。 光波長パスを自在にコントロールできる GMPLS プロトコルの適用が主流になることが予想されることから、 ネットワークオペレーションにおける実用性を検証する必要性があった。 今回の共同実証実験は、 NII が運営する学術情報ネットワーク「スーパーSINET」などの GMPLS ベース次世代光ネットワークの基礎となるもの。 今回の実験成果は、 OFC 2004(光ファイバー通信国際会議)のポストデッドライン論文(postdeadline paper)として採録され、 2004年2月26日に米国ロサンゼルスで論文発表を行った。 一方 KDDI は、 WDM 伝送装置と OXC 装置 とを GMPLS プロトコル技術で連携動作させる実証実験を行っている。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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