Microsoft 初のオープンソースプロジェクト『WiX』Microsoft (NASDAQ:MSFT) の社内開発者の1人が決意して「内側からの変革」を進めたことにより、同社初のオープンソースソフトウェアが開発者コミュニティ向けに公開となった。
Microsoft の従業員で、勤務時間外に『Windows Installer XML (WiX) toolset』に取り組んでいた Rob Mensching 氏は同社を説得し、不具合発見やドキュメント改善で開発者たちの協力を得るべく、同ツールセットをソースコードとともに SourceForge 上で公開した。 WiX ツールセットは、Microsoft が初めて、自社の規定ではないソースコード共有ライセンス、具体的にはオープンソースライセンスの1つ『Common Public License』の下で公開したプロジェクトだ。 同ツールセットは、Windows インストールパッケージ (MSI ファイルや MSM ファイル) を、XML ソースコードから作成するためのもので、現在 Microsoft 内部で Office SQL Server、BizTalk、Virtual PC、MSN、Windows Messenger、msn.com ネットワークなどの開発作業で用いている。 WiX の内容は、コンパイラ、リンカー、ライブラリツール、逆コンパイラとなっている。コンパイラの『candle』は、XML ソースコードを読み込み、シンボルおよびシンボル参照情報を含むオブジェクトファイルを生成する。リンカーの『light』は、単一もしくは複数のオブジェクトファイルを読み込み、ファイル間をまたがるシンボル参照を解決してリンクする。リンカーはさらに、必要なすべてのバイナリコードを集めてパッケージ化し、最終的な MSI および MSM ファイルを生成するという。 ライブラリツールの『lit』は必須ツールではないが、複数のオブジェクトファイルをひとまとめにし、リンカーで読み込めるライブラリファイルを生成する。逆コンパイラの『dark』は、既存の MSI および MSM ファイルを読み込み、等価のパッケージを再現できる XML ソースコードを生成する。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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