メインフレーム誕生40周年、IBM が「T-Rex」の廉価版を発表IBM (NYSE:IBM) は7日、中規模企業向けのメインフレーム『eServer zSeries 890』(z890) および対応ストレージシステム『TotalStorage Enterprise Storage Server 750』(ESS 750) を発表した。z890 は、「T-Rex」(ティラノザウルス) の異名を持つ強力メインフレーム『eServer zSeries 990』(z990) の廉価版。
z890 は、Hewlett-Packard (HP) や Sun Microsystems の UNIX システムに対抗する製品で、z990 の機能を低価格および省サイズで提供する。『ESS 750』は、「Shark」の名でも呼ばれる ESS シリーズの新製品。 IBM の戦略構想および技術サポート担当副社長 Terri Virnig 氏によると、z890 および ESS 750 の発表は、同社初のメインフレーム『System/360』が発表されてから40周年にあたる。1964年に50億ドルを投じて誕生した『System/360』以来、同社はメインフレーム機開発を続け、汎用メインフレームは現在、zSeries が継承。IBM がメインフレーム機開発に投じた金額は300億ドルに及んでいるという。 z890 は、z990 と同等の仮想化機能/自動化機能/セキュリティ/拡張性を持ちながら、先行モデルの『z800』と比べ処理速度が100%速く、サイズが30%も小型になっている。 Virnig 氏は internetnews.com の取材に対し、z890 は1基から4基のプロセッサを軸に前例のない28通りもの構成を提供し、企業が業務要求に応じてサーバーの能力を選べるようにしていると説明した。 z890 は、z800 に対する顧客の要望とアドバイスに応えて開発されたものだ。たとえば、処理速度は z800 に比べ2倍以上の 26 MIPS (Million Instructions Per Second) ないし 1350 MIPS に向上している。 関連記事 最新トップニュース
|
|