日本を超えろ、米国が世界最速スパコン構築へ米エネルギー省のオークリッジ国立研究所 (ORNL) が、1年以内に世界最速のスーパーコンピュータを構築する計画を発表した。エネルギー省によると、同国の競争力を維持するために不可欠なタスクだという。
同省の Spencer Abraham 長官は12日、ワシントンD.C.で行なった記者会見で、このプロジェクトには当初2500万ドル、2年間合計で5000万ドルの助成金を出すと述べた。 このスーパーコンピュータ構築計画は、ORNL が20あまりの企業や研究機関と組んだ「National Leadership Computing Facility」(NLCF) と称する5か年提携の一環として提案したもの。研究開発の拠点は、ORNL の Center for Computational Sciences (CCS) に置かれる。CCS は、1992年にエネルギー省が高性能コンピュータの研究センターとして設立した施設だ。 NLCF には、アルゴン国立研究所 (スーパーコンピュータ稼動用ソフトウェアの開発を担当) やパシフィック・ノースウェスト国立研究所 (大量に発生するデータの保存研究を担当) の他、20あまりの研究機関と企業が参加。民間企業では、Cray、IBM、Silicon Graphics (SGI) などが名を連ねている。 CCS の目標は、現在40テラフロップスという世界最速の記録をもつ日本の『地球シミュレータ』の演算能力を超えることだ。1年以内に多数のコンピューティングリソースを集めて、持続的に50テラフロップスの演算能力、最大で250テラフロップスの演算能力を持つスーパーコンピュータを構築する計画だという。1テラフロップスは、1秒間に1兆回の浮動小数点演算ができる能力。 関連記事 最新トップニュース
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