IBM (NYSE:IBM) は、64ビットアーキテクチャ『POWER』を用いた Linux 開発者の支援を強化し、また Web サービスやサービス指向のアーキテクチャ技術の需要に応えるべく、新旧の開発環境を更新した。
先週 IBM は、同社が強化を図っている POWER アーキテクチャ開発サイトで、ソフトウェアのデモやコラボレーション ポータル、トレーニング用文書を開示した。また、『WebSphere Studio Enterprise Developer 5.1.1』および『Enterprise COBOL 3.3』も発表している。
Linux プラットフォームを使用しているIBM の顧客や、独立系ソフトウェアベンダー (ISV)、あるいはビジネスパートナーに対応するため、IBM は『developerWorks』サイトのサポートを着実に強化してきた。developerWorks は、64ビットの『eServer iSeries』サーバや『pSeries』サーバ用アプリケーション開発を支援するコミュニティ フォーラムだ。『Apple G5』もサポートの対象になっている。
IBM で国際展開している開発者向けプログラムを担当するプログラムディレクターの Kathy Mandelstein 氏は、同社が POWER アーキテクチャ製品にオープンソース技術を取り入れて以来、7500種の Linux アプリケーションが開発されたとし、これを POWER アーキテクチャの今後の開発にとって良い兆しとした上で、今後も積極的にリソース提供を継続すると述べた。
また IBM は、WebSphere Studio Enterprise Developer と COBOL もアップデートした。プログラミング言語の COBOL は、FORTRAN に次いで2番目に古い高級言語なのだが、世界的にみて、今だ多くの組織が利用している。
一方 Enterprise Developer 5.1.1 は、Web サービスあるいはサービス指向のアーキテクチャ環境で、コンポーネントベースの Web アプリケーション開発が可能だ。