Tim Berners-Lee 氏、新 TLD 創設にはもっと配慮をWeb を発案し開発した Tim Berners-Lee 氏が、モバイル機器用として新たにトップレベルドメイン (TLD) を作成する計画を批判し、検討中の「.MOBI」ドメインは利用機器に対する非依存性を損い、Web を2つに分断してしまうと警鐘を鳴らした。
Berners-Lee 氏は、ニューヨークで開催した『World Wide Web 2004 Conference』の席上で、「セマンティック Web」の次の段階で実現する接続性の利点を強調した。ただ同氏は、Nokia (NYSE:NOK) や Vodafone (NYSE:VOD) や Microsoft (NASDAQ:MSFT) が支持する「.MOBI」TLD 案に対する、最も手厳しい態度は控えた。 同氏は「(ICANN が検討している) 新しい9種類の TLD について、ほんの少し懸念している。誰もが www やら .com やらに慣れている。均質な領域として確立しているのに、なぜ今、そこにツリーを設けるのか」と語った。ICANN が検討している9種の TLD とは、「.MOBI」「.TEL」「.TRAVEL」「XXX」「.ASIA」といったものだ。 Berners-Lee 氏は新たな TLD を設けることについて、「完全に否定するわけではない。TLD を設けるのなら、その管理は公平になすべきと思う。非営利組織が管理すべきだし、技術面の確かさも必要だ。万人にとって幅広い価値をもたらすべきもので、何かを売ろうとする人たちの金儲けの手段にしてはいけない」とした。 World Wide Web Consortium (W3C) のディレクターを務める Berners-Lee 氏は、「.MOBI」TLD 案の推進には、モバイル機器の互換性に関する新標準を制定して同 TLD で施行し、モバイル機器向けの新市場を創出しようという背景があると述べている。 関連記事 最新トップニュース
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