Webテクノロジー 2004年5月25日 00:00

Microsoft、セキュリティ重視姿勢を再確認

著者: Ryan Naraine  オリジナル版を読む
2004年5月25日 00:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

Microsoft (NASDAQ:MSFT) の主催するイベント『TechEd 2004』が24日、初日を迎えた。同社が中心に掲げたのは企業セキュリティで、同社 CEO の Steve Ballmer 氏は基調講演の中で、セキュリティを Microsoft の「最優先事項」と位置づけていると述べた。

同氏の基調講演では、セキュリティ関連の製品として、『ISA Server 2004』と『Web Services Enhancements (WSE) 2.0』について発表した。WSE 2.0 は、同社が策定に携わっている Web サービスのセキュリティ仕様を .NET 環境に実装するもので、発表によると正式出荷が始まったという。一方 ISA Server 2004 は、インターネット環境のセキュリティと通信速度改善を実現する、ファイヤーウォール兼キャッシュサーバー製品で、こちらは今年の第3四半期に正式出荷するという。

Ballmer 氏は、「セキュリティは最優先事項だ。クラッカーが引き起こす問題は受け容れ難い。残念ながら、セキュリティの確保は容易ではない。指をぱちんと鳴らして問題解決とはいかないが、セキュリティが最優先事項だということは、はっきりと述べておきたい」とセキュリティ重視の姿勢を示した。

ISA Server 2004 は複数レイヤーのファイヤーウォール、仮想プライベートネットワーク (VPN)、Web キャッシュ機能をパッケージ化したもので、『Standard』版と『Enterprise』版の2種を提供する予定だ。インターネットで用いる各種プロトコルを子細に調べるため、既存のファイヤーウォールでは見落としてしまう脅威も発見できるという。

企業向け機能として、パケット処理に内容を判断して自動的にポートの開閉を実施する機能を備えており、サーキットゲートウェイ機能では、Telnet、『RealAudio』、『Windows Media』、IRC など多様なプラットフォームの様々なプロトコルやサービスに対応している。

同社は HP と提携し、ISA Server 2004 を用いたセキュリティ専用機『HP ProLiant DL320』を発売すると発表した。予定価格は3000ドルで、第3四半期には出荷するという。



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