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Sun、『Solaris』のオープンソース化を認めるSun Microsystems (NASDAQ:SUNW) は2日、企業向け OS『Solaris』の部分的なオープンソース化を計画していると認めた。業界アナリストからは支持する声もあがったが、一方で疑問視する見方も出ている。
同社 COO に就任したばかりの Jonathan Schwartz 氏と、同社のソフトウェア担当執行副社長 John Loiacono 氏は、かねてからの噂通り Solaris をオープンソース化する意向を認めた。 両氏は、次世代 Java Desktop インターフェース、コード名「Looking Glass」のオープンソース化も検討すると述べた。 同社は Solaris のオープンソース化について、「開発段階にある」と述べるにとどまり、詳細についてはほとんど触れず、期日目標も示さなかった。同社はオープンソースおよび標準ベース技術の分野で、顧客/パートナー/開発者と協力することに尽力すると述べた。 Schwartz 氏は、Solaris のオープンソース化について、同社が Java に対してとっている世話役的アプローチにたとえてみせた。人気のプログラミング言語 Java は、同社が独自に開発したものだが、JCP (Java Community Process) という管轄組織の管理下にあり、たとえ IBM や BEA といった同社の競合相手でも、言語仕様に修正を加えることができる。同氏は Solaris のオープンソース化でも、同様のモデルをとるべきとの意向を示した。 Schwartz 氏は、同社が『Java Enterprise System (JES)』や『Java Desktop System』で料金体系をサブスクリプションモデルに移し、ハードウェアおよびソフトウェアを無料に近い形で提供しようとしている点を指摘した。こうした動きの中でも、同氏は Solaris が、Java、JES、N1、SPARC と合わせて、同社を支える5本柱ということに変わりないと述べた。 Schwartz 氏の発言は、この件に関する上役の発言と多少食い違う部分がある。同日、Schwartz 氏の発言よりも前に、同社 CEO の Scott McNealy 氏は Solaris や Java を Linux と同じ形でオープンソース化するのかとの質問を受け、競合相手が皆同様のことをするなら喜んで提供する、と答えている。 さて業界筋の反応は様々で、Red Hat や Novell (SUSE) といった大手 Linux ディストリビュータが、企業向け製品分野に大きくシフトし、Solaris の得意とする市場で競合が厳しくなっていることから、Solaris のオープンソース化は当然と見る向きもあるが、オープンソース化といっても、具体的にどのようなライセンスモデルを用いるのか不明で、例えばサードパーティが Solaris の改良コードを提供した場合、ライセンス上どう扱うのか、あるいはあくまでも開発は Sun が強力に掌握するのか判断できないとして、条件によっては反発を買いかねないとする声も出ている。 一方 Sun の Loiacono 氏は、先日富士通とサーバー開発で協力して一本化を図ることで提携したことを挙げ、Solaris の開発を Sun のほかにも拡大する第1段階と述べた。 関連記事 最新トップニュース
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