Webテクノロジー2004年7月9日 00:00
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IPv6 マルチキャストを活用した多チャンネル放送&VOD サービスがスタート

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著者:japan.internet.com 編集部
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ぷららネットワークス代表取締役社長 坂東 浩二氏


株式会社オンラインティーヴィ(OLTV)、株式会社ぷららネットワークスは2004年7月8日、IPv6 マルチキャスト技術を活用した「4th MEDIA サービス」を開始した。“4th”とは、地上波、衛星、ケーブルに続く第4の放送波という意味。

同サービスは、多チャンネル放送サービス「4th MEDIA テレビサービス」と VOD サービス「4th MEDIA ビデオサービス」で構成されており、ぷららが IPv6 マルチキャスト技術を活用して構築したテクニカルプラットフォーム「4th MEDIA プラットフォーム」をベースとしている。IPv6 を利用したことで、端末単位で認証することが可能となった。

OLTV とぷららは2003年8月から NTT 東西のフレッツユーザーを対象にモニターテスト4か月間行い、好評を得たという。その後2004年6月30日に OLTV が電気通信役務利用放送事業者(有線)の登録を完了したことから、本サービスの開始体制が整った。

ユーザーは、専用端末(セットトップボックス)を設置して、テレビで多チャンネル放送と VOD を視聴する。ぷららネットワークスの代表取締役社長 坂東 浩二氏は、「PCは50センチ文化、テレビは3メートル文化と言うが、テレビでの放送ならリビングに集まった家族がくつろいで楽しんでもらえる。まずは家庭内からユーザー層を拡大したい」と述べた。

4th MEDIA サービスを利用するには、提携 ISP の個人会員であり、かつ NTT 東日本の「Bフレッツ」または「フレッツ・ADSL」(1.5Mを除く)および IPv6 通信サービス「FLET’S.Net」(月額315円)を利用していることが条件になる。サービス開始時の提携 ISP は、So-net、BIGLOBE、@nifty、hi-ho、ぷらら。

サービスメニューには、プラットフォーム利用と多チャンネル放送がセットになった「レギュラープラン」(月額基本料金2,415円)と、プラットフォーム利用だけの「ライトプラン」(月額基本料金577円)が用意されている。各 ISP はそれぞれ異なるスタートキャンペーンを展開している。

レギュラープランは、月額基本料金で「AXN」や「FOX」「MTV」などをはじめとする30チャネルが視聴でき、有料オプションでさらに10チャネルまで追加することができる。VOD は2作品まで月額基本料金で視聴でき、それ以上は新作で420円、旧作で315円の追加料金がかかる。

ライトプランは VOD だけを楽しむメニューで、レギュラープラン同様、2作品以上の VOD を視聴するには追加料金が必要となる。

VOD では、ぷららが収集したおよそ1,000タイトル以上の映画を中心に、ドラマ・アニメ・スポーツなどの作品を用意した。スポーツコンテンツには特に力を注いでおり、イタリア・セリエAの試合の録画中継映像を用意した。

多チャンネル放送および VOD は、2.5Mbps の標準画質モードもしくは 4.2Mbps の高画質モードどちらかで提供する。圧縮方式は MPEG-2 を採用。配信時に暗号方式「Rijindael」を使って暗号化する仕組みで、鍵は10分ごとに変更する。EPG(電子番組表)、Macrovision(著作権保護技術)、ペアレンタルロック(有害番組ブロック機能)も備えている。

OLTV は、ブロードバンドユーザー向けの放送事業会社として、株式会社ジュピター・プログラミング、セコム株式会社、株式会社東北新社、株式会社日本経済新聞社の4社により、2003年10月に設立された。


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